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アルパイン「エフナンバーワン ステータス」搭載フルコンプリートカーは約1200万円 最上級の音のベースはトヨタ「アルファード」
2021年6月22日 18:56
アルパイン エフナンバーワン ステータス
アルプスアルパインとアルパインマーケティングは6月22日、世界最高峰のカーオーディオ「AlpineF#1Status(アルパイン エフナンバーワン ステータス)」を発表した。このエフナンバーワン ステータスはコンプリートカーでの販売を基本とし、日本国内ではアルパインの直営店「アルパインスタイル」のWebサイトで受注を7月から開始する。
アルパインスタイル
価格については、エフナンバーワン ステータスのセットが250万円、クルマへのデッドニングを含むインストール代が150万円、そしてフルコンプリートカーのベースとなるトヨタ「アルファード Executive Lounge S」が800万円程度とした場合、フルコンプリートカーで約1200万円になるという。7月から受注を受け付け、納期は最速で秋を見込んでいる。発表前からカーオーディオとして初の384kHz/32bitハイレゾ音源の再生を実現した世界最高スペックの新製品としてうわさになっており、アメリカや中国からいくつか注文が入っているという。
ファーストロットは200台としており、受注順に出荷をしていく。基本はデッドニングなどを施したアルファードのフルコンプリートカーだが、ユーザーの要望によりほかのクルマへのインストールも行なう。その場合の価格は、エフナンバーワン ステータスの250万円と、インストール代。受注を受け付けるアルパインスタイルへの要相談としている。
最高のグレードのクルマに、最高の音質を
フルコンプリートカーのベースにアルファードを選んだことについては、アルパインマーケティング モビリティ事業部 事業部長 西田敬氏が説明。西田氏はアルファード、しかも最上級グレードのExecutive Lounge Sを選んだことについて、「最高のグレードのクルマに対して、最高の音質を奏でるインストレーションを施した」と説明。「大好きな音楽を今まで聞いたことのないようなクオリティで体感してもらいたいと思い」を込めてアルファードを選んだという。
外装についても、アルパインのカスタマイズカーメニューの最上位であるアルティメットラインを選択。ホイールは「DTM FORGED R」の21インチを選択し、タイヤは静粛性に優れた横浜ゴムの「AVID ENVigor S321」を装着。足まわりについてはユーザーの要望でカスタマイズもできるという。
内装では、ナビはアルパインの「ビッグX」を装着。イルミネーションについてもアルパインブルーで彩られるという。
音のチューニングについても、アルパインのサウンドマイスターが1台1台調整する仕組みで、スピーカーからの音質や音のタイミングなどを調整。フルコンプリートカーらしい調整が行なわれていく。
西田氏は、このアルファードを紹介しつつも、ほかのクルマにも搭載できることをアピール。実際、アルファードの場合は2列目シートをターゲットとして音が作り込まれており、ドライバーとして運転席で音を楽しむには別の車種でお願いするのがベター。その際のインストール代などは相談ということになるが、気になる方はアルパインスタイルまで問い合わせていただきたい。