スズキとダイハツ、軽自動車でトヨタとの商用事業プロジェクト「CJP」に協業 いすゞや日野とともに大型トラックから軽自動車まで一気通貫の物流を構築

トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長 豊田章男氏

　スズキとダイハツ工業は7月21日、軽自動車においてCASE技術の普及を通じたカーボンニュートラルへの取り組みを加速することを目指し商用事業プロジェクト「Commercial Japan Partnership」（以下、CJP）に参画することを決定した。スズキ・ダイハツの2社は、トヨタ自動車が保有する「Commercial Japan Partnership Technologies株式会社」の株式を発行済株数の10％ずつ譲り受ける。

　CJPは、いすゞ自動車と日野自動車が培ってきた商用事業基盤に、トヨタのCASE技術を組み合わせた取り組み。カーボンニュートラル社会の実現に貢献することを目標に2021年4月に立ち上げている。

　このCJPにスズキ、ダイハツが加わることで協業体制が軽自動車まで拡大する。大型トラックから軽自動車まで一気通貫の物流効率化などがきたいできるようになる。

大型トラックから軽自動車までの一気通貫の物流の効率化を目指す