ニュース
ガーミン、新型ドラレコ「ダッシュカム 47Z」 記録映像のクラウド保存や最大4台の同期など新機能を追加
2021年7月26日 14:24
- 2021年8月20日 発売
- ダッシュカム 47Z:2万7280円
- ダッシュカム ミニ2:1万4080円
新機能の追加で、より確実により素早く映像を記録
ガーミンジャパンは8月20日、コンパクト型ドライブレコーダーのダッシュカム(Garmin DASH CAM)シリーズの新モデルとなる「ダッシュカム 47Z(前後カメラセットタイプ)」「ダッシュカム ミニ2(リアカメラ単体)」を発売する。価格はダッシュカム 47Zが2万7280円、ダッシュカム ミニ2が1万4080円。
ダッシュカムシリーズは、走行中に前後方向を同時に記録できるドライブレコーダー。Wi-Fi搭載により撮影した映像データをガーミン専用アプリ「ガーミン ドライブ(Garmin Drive)」経由で、スマートフォンなどモバイルデバイスへの転送が可能。不意の事故現場ですぐに映像を確認できるだけでなく、簡単に転送や編集などを行なえるのが特徴となる。
ダッシュカム 47Zはバックミラーに隠れるくらいのコンパクトサイズと重さ60gという軽さにより、フロントの視界を遮らずストレスフリーな運転を可能としつつ、撮影はHDR搭載でハードスペックや記録解像度に頼らない高い画像処理を実現。逆光や夜間などさまざまな場面で精彩な映像記録を可能としている。画像処理技術は道路や車両ナンバーの映像撮影にフォーカス。さらに逆光でも青空を精彩に映せるなど、ドライブの思い出映像としても楽しめる技術を搭載する。
また、カメラの視野角は145度で、画素数は200万画素を確保。Gセンサーは3段階の衝突センサー感度を設定。駐車時の衝撃などを感知したら瞬時に記録作動するだけでなく、感度に応じて映像保存の優位度をコントロールしていて、事故映像は通常走行映像より上書きされにくくしているという。さらに、ADAS(先進運転支援システム)として、前方車両発進、速度取締機、前方衝突、車線逸脱などを検知し、音声で知らせる走行支援機能も搭載。
旧モデル(ダッシュカム 46Z)から進化したポイントは、音声による操作が可能となり1人で運転している時でも簡単に録画やキャプチャ撮影ができるようになったほか、新たな記録媒体としてプライバシー保護を施したガーミン クラウドへの自動アップロード機能「ガーミン ボールト(Garmin Vault)」を追加。撮影された映像の確認・編集・共有をクラウド上で可能とした。映像の保存期間は24時間は無料。サブスクリプションサービスも導入していて、7日間保存は月額4.99USドル、30日間保存は月額9.99USドルとなっている。
また、別売りのコンスタントパワーケーブルもしくはパーキングモードケーブルが必要になるが、駐車中の事故をGセンサーで感知し、即座に記録映像を撮影する駐車監視機能「パーキングガード」もアップデート。外部の利用可能なWi-Fiを接続することで、ビデオクリップ付き通知を登録されたユーザーアドレスに自動送信する機能を追加し、駐車時の事故も即座に対応できるようになった。さらに、ガーミン ドライブアプリを使えば、どこにいてもライブ映像を確認できる「ライブ ビュー(Live View)」機能も追加。愛車の事故に対し、より早く、より確実に対応するための、さまざまなサポート機能が搭載されている。
そのほかにも、ダッシュカム 47Z+ダッシュカム ミニ2×3台と最大4台までのワイヤレス同期を可能とし、ワンボックスやSUVなどロングボディタイプの車両のサイド画像のフォローアップ、幅寄せ走行など迷惑走行をしっかり記録したい場合など、ニーズに応じて拡張することも可能としている。