最高速28km/hで動く「レゴ トヨタ GRスープラ 実物大レプリカ」、レゴランド・ジャパンで初公開

　レゴジャパン、レゴランド・ジャパン、TOYOTA GAZOO Racing（TGR）は8月12日、国内初代「スープラ」発売から35周年を記念して、レゴブロックで実物大に再現した「レゴ トヨタ GRスープラ 実物大レプリカ」をレゴランド・ジャパンで初公開した。

　レゴ トヨタ GRスープラ 実物大レプリカは、レゴブランド史上初となる、商業用にも採用されている電動モーター搭載して、最高速28km/hで走行。日本車の実物大レプリカ制作、そして自動車の実物大レプリカが日本に上陸するのは初めてという。

　GRスープラ実物大レプリカの主な諸元としては、サイズが129×204×435cm（全長×幅×高さ）で、総重量は1885kg、パーツは47万7303個。開発期間は3000時間で、構築時間は2400時間、トップスピードは28km/h、動力源は電動モーター、楽しい時間は“エンドレス”と公表されている。

　47万7303個のレゴブロックで組み立てられた「レゴ トヨタ GRスープラ 実物大レプリカ」は、外観だけでなく車内のシートやサイドブレーキまでレゴブロックで忠実に再現。さらには、TGR協力のもと、GRスープラへ実際に使用されているハンドルやエンブレムを搭載している。

レゴランド・ジャパンで10月11日まで一般公開予定

　同日レゴランド・ジャパンでは、「レゴ トヨタ GRスープラ 実物大レプリカ」と、8月6日に発売された「GRスープラ 35周年特別仕様車」の2台がパーク内で走行を披露。同施設でレゴ トヨタ GRスープラ 実物大レプリカを10月11日まで一般公開予定としている。

　レゴランド・ジャパンでは8月12日～10月11日の期間、さらなる3社のコラボレーションイベントとして「エキサイティング モータースポーツ レゴ エクスペリエンス　Ignite your playful engine - 興奮やまない熱いレゴ体験！GRスープラがキミの遊び心に火をつける」を開催。

　レゴランド・ジャパンのシティ・ショップがTGR仕様に変更され、コラボレーションブロックを配布するほか、TGRのレーシングスーツを着た等身大サイズのレゴランド・ジャパンの新キャラクター「ジーアールくん」が登場する。

　さらに、レゴランド・ジャパンでの展示終了後には、「レゴ トヨタ GRスープラ 実物大レプリカ」が各地のレース会場に登場予定で、2021年はSUPER GT第6戦オートポリス（大分県：10月23～24日）、SUPER GT第7戦もてぎ（栃木県：11月6～7日）、SUPER GT第8戦富士（静岡県：11月27～28日）での展示を予定している。

　今回のコラボレーションについて、トヨタ自動車 GAZOO Racing Company GRブランドマネジメント部 部長 杉浦宏哉氏は「これまで多くの方に乗り継がれ、モータースポーツに参戦してきたGRスープラが、お客さまのお陰で国内初代発売開始から35周年を迎えられました。この記念に、幸運にもレゴブランドさまよりコラボレーションのお声がけを頂戴しました。お子さまから大人まで幅広い方々に愛されているレゴブロックを通じ、GRスープラの魅力をたくさんの方に感じていただきたいと考えています」とコメントしている。