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テスラ、汎用人型2足歩行ロボット「Tesla Bot」開発へ

2021年8月20日(現地時間) 公開

汎用人型2足歩行ロボット「Tesla Bot」

 米テスラは8月20日(現地時間)、汎用人型2足歩行ロボット「Tesla Bot」を開発することを、同社が開催したイベント「Tesla AI Day」で明らかにした。

 同社では、汎用人型2足歩行ロボットを含めて、安全でない、反復的で退屈な作業を実行できる次世代の自動化技術の開発を目指すという。

汎用人型2足歩行ロボットTesla Bot
Tesla Botの技術仕様

 公開されたTesla Botの技術仕様では、身長が5フィート8インチ(約173cm)で、重量は125LBS(約56.7kg)。腕に12個、首部に2個、胴体に2個、手に12個、脚部に12個、計40の電動アクチュエータなどを採用して、速度5mph(約8km/h)で歩行。自動車の自動運転技術の開発で培った、AI技術を活用するという。

会場ではTesla Botのコスチューム姿で登場したパフォーマーがダンスが披露された
Tesla AI Day

「Tesla AI Day」に出演した、テスラCEOのイーロン・マスク氏は「おそらく来年中にプロトタイプができると思います」と、2022年にプロトタイプモデルの公開を予告。Tesla Botの開発で、今すく注文できるクルマのように世界最大のロボティクス会社となることを夢見ているとの考えが示された。

テスラCEO イーロン・マスク氏