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三菱自動車、「ミニキャブ トラック」一部仕様変更 「e-Assist」搭載拡大やヒルスタートアシスト採用など

2021年8月26日 発売

90万8600円~134万9700円

ミニキャブ トラックを一部改良

 三菱自動車工業は8月26日、軽商用車「ミニキャブ トラック」を一部改良して発売した。価格は90万8600円~134万9700円。

 今回の一部改良では、上級グレード「G」のみに採用していたメッキフロントガーニッシュを全グレードに採用したほか、安全装備を充実。ヒルスタートアシストやぬかるみ脱出アシストといった機能も搭載された。

グレードエンジン変速機駆動方式車両本体価格
M直列3気筒DOHC 0.66リッター5速MT2WD908,600円
4WD1,060,400円
3速AT2WD992,200円
4WD1,144,000円
みのり5速MT4WD1,148,400円
3速AT4WD1,232,000円
G5速MT4WD1,266,100円
3速AT4WD1,349,700円

 安全装備に関しては、これまでGのみ標準装備としていた先進安全装備「e-Assist」を「みのり」にも標準装備して安全性を強化。経済産業省や国土交通省などが推進する安全運転サポート車のうち、高齢運転者にとくに推奨する「セーフティ・サポートカーS(通称:サポカーS)」の「ワイド」にの対象とした。

 また、Gのみに標準装備としていた「アクティブスタビリティコントロール[ASC]」を全グレードに標準装備。横滑りを抑え、タイヤの空転を防止することで、走行時の車両安定性を向上させた。

 そのほかにも、坂道でブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替える際、自動でブレーキを最大約2秒間キープするヒルスタートアシストを追加(「M」の5速MT車を除く)。周囲の明るさに合わせて自動でヘッドライトを点灯・消灯するオートライトコントロールを全グレードに標準装備し、ヘッドライトのつけ忘れを防止するなど、安全装備を充実させている。

 機能装備については、みのりに強化リアサスペンション(4枚リーフスプリング)を標準装備し、積載時の安定性を向上。デフロック非装着車にぬかるみ脱出アシスト(ブレーキLSDトラクションコントロール)を標準装備し、泥濘路などでの脱出性を高めた(G、みのりの5速MT車を除く)。