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エーモン、日本カーシェアリング協会に軽自動車10台を寄付

2021年8月30日 発表

軽四輪自動車10台を佐賀県武雄市に陸送

8月の大雨による被害を受けた佐賀県武雄市に陸送

 エーモン工業は8月30日、日本カーシェアリング協会に軽四輪自動車10台を寄付したと発表した。

 これは、8月の大雨による災害の被災地で不足しているクルマを現地に届け、被災者に役立ててもらおうと、近隣の自動車販売会社などに協力を呼び掛けて寄付を募ったもの。陸送先は佐賀県武雄市。

 寄付先の日本カーシェアリング協会は、クルマを提供したい企業・個人とクルマが必要な被災者の利用グループとを繋ぎ、被災地でクルマの共同利用(カーシェアリング)をサポート。カーシェアリングを通じて被災地支援を行ないながら、新しい車文化を目指す非営利の組織。

 今回で5回目となるこの活動は、2018年8月の西日本豪雨被災地支援からスタート。被災地では、ガレキの撤去や泥出しの作業で使う貨物車両が不足していることや、ライフラインなどが復旧したあとの日用品の買い出しといった移動手段として軽自動車が役立つという現地の声を聞くなかで、クルマを通じて被災地復興の役に立てればと考え、個人や近隣の自動車販売会社などに協力を呼び掛け、これまでに計61台の寄付を行なっている。

活動記録

2018年8月:西日本豪雨の被災地へ21台
2019年9月:九州北部豪雨の被災地へ10台
2019年11月:宮城県豪雨の被災地へ20台
2020年7月:熊本豪雨の被災地へ10台
2021年7月:日本カーシェアリング協会と災害支援協定を締結