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シュコダ、全施設で完全禁煙を宣言

2021年9月1日 発表

 フォルクスワーゲン傘下のシュコダオートは9月1日(現地時間)、同日時点で完全禁煙を宣言。同日より、シュコダオートすべての施設に禁煙が適用され、全施設で指定喫煙エリアが廃止された。

 完全禁煙導入について同社は「従業員の健康に配慮し、喫煙の環境的、経済的影響を認識している雇用主としての責任である」と強調した。

 この新しい措置は労働組合と協力して開発されたもので、同社では従業員保険や健康保険会社と協力しながら、喫煙の中止療法の費用を負担するという。

 同社では20年以上にわたって職場での喫煙を徐々に制限してきた。最初の禁止はすべての屋内スペースに適用され、その後特定の屋外エリアが続いた。COVID-19パンデミックの発生後は、全社的な禁煙規則を含めて、病気の蔓延を防ぐために80を超える対策を実施したという。

 無煙会社を作るための対策は、KOVO労働組合と共同で開発されたもので、ほとんどの従業員が喫煙しないことで、労働環境をより快適にし、従業員の健康を最大限に保護することを目的としている。