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トヨタ、スポーティな新型「カローラクロス GR SPORT」を台湾で発表
2021年9月16日 15:50
- 2021年9月13日(現地時間) 発表
タフさとスポーティさを両立した専用デザイン
トヨタ自動車は9月13日(現地時間)、GRチームと共同開発でカローラクロスのよりスポーティなデザインとハンドリングを実現した「カローラクロス GR SPORT」を台湾で発表した。価格はガソリン車が87.5萬元、ハイブリッド車が94.5萬元。
カローラクロス GR SPORTは、豊田章男社長の情熱により世界中の主要なモータースポーツに参戦するトヨタのモータースポーツブランド「TOYOTA GAZOO Racing」が市販車をベースに、洗練された外観と運転の楽しさを追求したモデル。ハンサムな顔だけでなく、専用の内外装デザインやスポーティなサスペンションシステムを採用することで、運転する楽しさを実現している。
なお、2020年10月に発売されたカローラクロスは、広々としたエクステリア、優れた空間、包括的なアクティブ&パッシブセーフティ機能・技術が好評で、台湾では2021年8月までに約4万台を販売している。
カローラクロス GR SPORTには、ハニカム形状のブラックグリルや低重心バンパーにより、より力強く流麗なフロントエンドを実現するとともに、GR SPORT専用の2トーンルーフを採用した専用エクステリアパッケージを設定。
フロント、サイド、リアには、立体感のあるシルバーのロワーフェイシアを採用し、さらなるオフロード感を演出。また、ブラックサイドミラー、ブラックLEDテールランプ、18インチのツートンカットリムアルミホイール、リアにはGR SPORTの専用ネームプレートを採用し、スポーティでパワフルな印象に仕上げている。
インテリアは、ブラックレザーとGRエレメントを巧みに組み合わせ、ハイカバータイプのシートは、座面とフロントヘッドレストにGR SPORT専用デザインを採用し、スポーツカーとしての上質感を強調。また、PUSH STARTボタンにも「GR」ロゴが入る。
GR SPORT専用のスポーティなサスペンション
カローラクロス GR SPORTには、GRチームが巧みにチューニングしたスポーティなサスペンションシステムを採用し、前後のショックアブソーバーのバネ係数と減衰係数を向上させることでリアアクスルのグリップ力を高めつつも、ロールを和らげることで操縦安定性と快適性を向上。また、シャシーにはGR SPORT専用の補強ブラケットが組み込まれ、アルミ製のフロント補強ブラケットと頑丈なチックタック補強ブラケットにより、シャシーの剛性とねじれに対する耐性が大幅にアップさせているという。
また、スポーティな電子制御ステアリングアシストシステム「EPS」を搭載し、ステアリングホイールへのフィードバックが増えるだけでなく、より正確なステアリング操作が可能となり、走りを楽しみやすくしたとしている。
さらに、トヨタ・セーフティ・センス2.0(ACCアクティブディスタンスメンテナンス、LTAレーンガイダンスアシスト、PCSアーリーウォーニングプロテクション、AHBインテリジェントハイビームスイッチングを含む)、PVMサラウンドビューアシスト、VSCビークルスタビリティコントロール、TRCトラクションコントロール、HACヒルスタートアシスト、ACAアクティブコーナリングアシスト、7SRSエアバッグを標準装備や最大33種類のアクティブ&パッシブセーフティを標準装備し、運転する楽しさだけでなく、家族を守る装備も充実させた。ハイブリッド車には、ブラインドスポット検出警告システム「BSM」や、運転席8ウェイパワーアジャスタブルシートをオプションも設定されている。