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JNCAP、日産「ルークス」が軽自動車初の予防安全で満点 最高評価「ファイブスター賞」獲得

2021年9月21日 発表

日産「ルークス」

 国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)は9月21日、自動車の安全性能を評価・公表するJNCAP(自動車アセスメント)において、日産自動車の軽自動車「ルークス/ルークス ハイウェイスター」と三菱自動車工業の軽自動車「eK スペース/eK クロス スペース」の評価結果を公表した。

 これまでJNCAPの評価結果の公表は、年2回とりまとめて行なっていたが、2021年度からは、ユーザーにより迅速に情報を届けるため、評価結果が確定した車種から順次公表することになった。

自動車安全性能2021評価結果

 ルークス/ルークス ハイウェイスターは、衝突安全では100点満点で86.54点を獲得してAランク(86%)、予防安全では82点満点で82.00点を獲得してAランク(100%)、事故自動緊急通報装置では8点満点で8点を獲得して先進型(100%)との評価を獲得。

 eK スペース/eK クロス スペースは、衝突安全では100点満点で86.54点を獲得してAランク(86%)、予防安全では82点満点で82.00点を獲得してAランク(100%)、事故自動緊急通報装置では、装備なしにより該当なし。

 これにより総合評価では、ルークス/ルークス ハイウェイスターについては190点満点で176.54点となり、自動車安全性能2021ファイブスター賞を獲得。eK スペース/eK クロス スペースについては、事故自動緊急通報装置が装備されていないため190点満点で168.54点となり、ファイブスター賞(★★★★★)には該当せず、★★★★☆の評価となった。

 なお、自動車安全性能2021ファイブスター賞は、衝突安全性能と予防安全性能において最高ランク(Aランク)であり、事故自動緊急通報装置を搭載した車種に与えられる。