三菱自動車、軽商用車「ミニキャブバン」と軽乗用車「タウンボックス」を一部改良 安全性や利便性を向上

　三菱自動車工業は9月24日、軽商用車「ミニキャブバン」と軽乗用車「タウンボックス」に、安全装備の標準搭載や利便性向上など一部改良を行ない発売した。価格はミニキャブバンが99万円～159万6100円、タウンボックスは175万4500円～196万200円。なお、ミニキャブバンの「G」と「ブラボーターボ」およびタウンボックス全車は、先進安全装備「e-Assist」を標準装備し、サポカーSワイドの対象となる。

ミニキャブバンの主な変更ポイント

　アクティブスタビリティコントロール（ASC）を全グレードに標準装備し、滑りやすい路面などでの横滑りを抑え、タイヤの空転を防止することで、走行時の安定性が向上。また、周囲の明るさに合わせて自動でヘッドライトを点灯・消灯するオートライトコントロールも全グレードに標準装備し、ヘッドライトのつけ忘れを防止する。

ミニキャブバン「ブラボーターボ」

ミニキャブバン「G」

ミニキャブバン「M」

　さらに、坂道でブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替える時、自動でブレーキを最大約2秒間キープするヒルスタートアシストを「M（5速MT）」を除き全車標準装備とした。また、上級グレードとなる「ブラボーターボ」に標準装備していた電動格納式リモコンドアミラーを「G」にも採用。4WD車はミラー面の霜・露を除去し、付着しにくくし後方視界を確保するヒーテッドドアミラーも採用することで、利便性を向上させている。

ヒルスタートアシスト

電動格納式リモコンドアミラー

　その他にも、プライバシーガラスとモバイル機器などの充電が可能なUSB電源ソケット（2個）を標準装備（「M」は除く）するなど利便性を向上させた。また「ブラボーターボ」には、メッキフロントフードガーニッシュを採用して質感を向上させている。

プライバシーガラス

USB電源ポート

メッキフロントガーニッシュ

ミニキャブバン　グレード価格一覧

タウンボックスの主な変更ポイント

　新たにアイドリングストップ「オートストップ＆ゴー」を採用。また、4WD車に標準装備していた運転席シートヒーターを2WD車にも追加し、快適性を向上。さらに、モバイル機器等の充電が可能なUSB電源ソケット（2個）を標準装備し、利便性を向上させた。

タウンボックス　グレード価格一覧