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ブリッド、スーパーセミバケットシート「GIASIII」 フルバケに匹敵するシェル形状

2021年11月1日 受注開始

21万4500円~27万5000円

スーパーセミバケットシートのフラグシップモデル「ガイアスIII」

街乗りでの使い勝手とフルバケット同等のサポートを両立

 ブリッドは11月1日より、スーパーセミバケットシートのフラグシップモデル「ガイアス(GIAS)III」の受注を開始する。カラーはグラデーションロゴ、ブラック、レッドの3色を設定。価格は21万4500円~27万5000円。

 ガイアスIIIは、高速G対応をコンセプトとした高いスポーツ性能を持ち、深いショルダー&ニーサポートで、フルバケットに匹敵するシェル形状を実現。ストリートでの使い勝手も考慮したレバー式リクライニング機構も備えるスーパーセミバケットシート。

グラデーションロゴ
ブラック
レッド

 新設計の高剛性スチールフレームに加え、ストラディアIIIのモノコックシェルデザインをベースに「ディープショルダーサポート&ハイサイドサポート」を採用したことで、新たに設計・開発されたガイアスIIIのモノコックシェルは、剛性と強度が従来モデルに比べて飛躍的に向上。フレームの引っ張り強度で200%、全体強度で40%、バックレスト強度で15%アップを実現したという。

 また、ワンタッチで角度調整可能な新設計のリクライニング機構を搭載。使い勝手を重視して新開発されたリクライニング機構で、バックラッシュ(遊び)はさらに微量になり、フルバケットの背もたれに身体を預けた体感により近づけられたという。背もたれの角度調整をするためのレバーも従来モデルのダイヤル形状から新たに設計し、室内スペースの狭い車両でも操作しやすい形状に仕上げ、利便性と耐久性の向上と省スペース化も達成している。

 さらに、座面裏のシェルには、モータースポーツとサーキット走行に必須の股下ベルトホールを新設。ベルトの動きを抑えるためにストラディアIIIに比べてベルトホールの大きさを縮小したという。

新設計のスチールフレームを採用
リクライニング機構
股下ベルトホール

 座部・腿部は専用設計の高密度発泡モールドウレタンを採用。フラット座面に均等に面圧がかかるため、ホールド性と疲労を軽減し、へたりにくく耐久性にも寄与。腿部クッションは、厚みのある「スタンダードクッション」と、膝裏の厚さを3分の2に抑えた「ロークッション」の2タイプを設定。日産「シルビア/180SX」「スカイライン」、マツダ「RX-8」など、シートレールの設計上、シート前方が持ち上がりハンドルと腿のスペースが少なくなる車種の場合は、「ロークッション」タイプがおすすめだという。また、後部座席の乗員を保護するための「シートバックプロテクター」も用意されている。

腿部クッションは2タイプを設定
シートバックプロテクターは各色6050円
シートバックプロテクター装着例

ガイアスIII 価格一覧

クッションタイプシェル素材カラー価格
スタンダードクッションFRP製シルバーシェルグラデーションロゴ220,000円
ブラック214,500円
レッド214,500円
スーパーアラミド製ブラックシェルグラデーションロゴ275,000円
ブラック269,500円
レッド269,500円
ロークッションFRP製シルバーシェルグラデーションロゴ220,000円
ブラック214,500円
レッド214,500円
スーパーアラミド製ブラックシェルグラデーションロゴ275,000円
ブラック269,500円
レッド269,500円