ニュース

三菱自動車、小山郵便局と沼津郵便局でカーボンニュートラル化の推進に向けた実証実験を本格開始

2021年11月18日 発表

11月10日に小山郵便局でセレモニーが行なわれた

「ミニキャブ・ミーブ」計20台を使用して走行データと電池残量の推移などのデータを取得・分析することでEVの普及に貢献

 三菱自動車工業は11月18日、日本郵政、日本郵便、東京電力ホールディングスと共同で取り組むカーボンニュートラル化の推進に向けた実証実験を本格的に開始したと発表。11月10日には栃木県の小山郵便局、18日には静岡県の沼津郵便局でセレモニーが実施され、取り組み内容の紹介や、地域住民も利用できる急速充電器が披露された。

 この実証実験では、小山郵便局と沼津郵便局で三菱自動車製の軽商用EV「ミニキャブ・ミーブ」計20台を使用。三菱自動車は走行データと電池残量の推移などのデータを取得・分析し、今後導入する郵便局の集配用EV車両だけでなく、商用EV全体の走行性能の向上に取り組むことで、日本全体のEVの普及に貢献していく。

 18日のセレモニーで、三菱自動車工業 執行役員の若林陽介氏は「当社は、現在唯一の軽商用EVバンを保有する国内自動車メーカーとして、10年超にわたり独自の取り組みを進めてまいりました。今回、『カーボンニュートラル』という大きな社会課題解決に挑戦する取り組みにご一緒させていただけたことを大変光栄に感じております」とコメントしている。

11月18日に行なわれた沼津郵便局のセレモニー