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スズキ、「ハスラー」「スペーシア」など18万8378台をリコール 停車直前にエンストに至るおそれ

2021年11月25日 発表

 スズキは11月25日、「ハスラー」「スペーシア」に加え、OEM供給しているマツダ「フレア クロスオーバー」「フレア ワゴン」の4車種、計18万8378台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる車両の製作期間は2017年4月24日~2019年12月3日。不具合件数は103件で、事故は発生していない。

 不具合は、R06Aエンジンの排気側の油圧式VVT(可変バルブタイミング機構)の作動を制御しているオイルコントロールバルブにおいて、フロントグリルより浸入した塩水によって内部に錆が発生し作動できなくなるものがあるという内容。そのため、VVTの制御ができなくなり、エンジン警告灯が点灯し、停車直前にエンストに至るおそれがあるという。

 改善措置として、全車両、排気側オイルコントロールバルブを対策品に交換する。