ニュース
シトロエン「C3エアクロスSUV」の実車を見て、おいしいモノも食べられる「Fête Citroën à Shimokitazawa~下北沢シトロエン祭~」
2021年11月26日 05:45
- 2021年11月25日~28日 開催
シトロエン(Groupe PSA Japan)は、コンパクトSUV「C3エアクロスSUV(C3 AIRCROSS SUV)」のモデルチェンジを実施。装備充実と新世代ブランドフェイスへの変更を行なった。C3エアクロスSUVの詳細については別記事を参照していただきたい。
シトロエンは、このC3エアクロスSUVの発売に合わせて、11月25日~28日までの4日間にわたり、東京都世田谷区の下北沢にある商業スペース「下北線路街 空き地」にて「Fête Citroën à Shimokitazawa~下北沢シトロエン祭~」という入場無料のイベントを開催している。開催時間は11時~20時。
会場には発売されたばかりのC3エアクロスSUVの展示のほか、1.5リッターディーゼルターボエンジンを搭載する「ベルランゴ SHINE BlueHDi XTR PACK」も展示されている。
また、2018年のパリモーターショー シトロエンブースに展示されたベルランゴ商用バンの特装車「ル・プティ・シトロエン」も入口付近に展示。こちらの車両にはフランスで製造されたシトロエンのグッズが独自のディスプレイで飾られている。
このイベントはフランスの縁日をモチーフにしているので、会場内には3台のキッチンカーが配置されていた。目玉は一番奥に配置されたシトロエンの「タイプH」というモデルを使った、ホットドッグ類を販売するキッチンカーだ。このタイプHは1947年~1981年まで製造されていたもので、こちらの車両は1971年製のHY型。排気量は1911ccとのこと。タイプHはモノコックボディのキャブオーバーバンで低床設計&FF、そして車体側面のスライドドアという現代のクルマの原型とも言える構造を持っている貴重なクルマ。
オーナーはこのクルマをレストアしてキッチンカーへと作り替えたという。キッチン部分を見せてもらったが作業スペースは想像していたより広く、「調理と接客を担当する方も広くて作業しやすい」というコメントが聞けた。
ただ、やはり非力なので高速道路では約80km/hが精一杯。エアコンもクーラーもないので夏は移動が大変とのこと。故障もあるとのことだが、できる限りのメンテナンス体制を作り、頑張って稼動させているという。
こちらの車両は埼玉に本社がある企業が運用しているものだが、現状は参加イベントの告知などをする手段は用意していないとのこと。今後はSNSなどで状況を発信していく予定もあるとのことだった。
あとの2台は軽自動車をカスタマイズしたキッチンカーだが、どちらも「フランス車のイベント」ということを意識した特別メニューを用意していたので、週末に現地に行くのであれば特別メニューを注文してみてはどうだろう。ただし、数量に限りがあるので売り切れの際はあしからず、ということで。
キッチンカーのほかは参加無料のミニゲーム、野外ステージではフランスにゆかりのあるアーティストによる生演奏(スケジュールあり)、シトロエンが登場する映画の上映などが用意されているので、1人での来場はもちろん、ファミリー、カップルで訪れても楽しめる内容となっている。