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シトロエン「C3エアクロスSUV」の実車を見て、おいしいモノも食べられる「Fête Citroën à Shimokitazawa~下北沢シトロエン祭~」

2021年11月25日~28日 開催

下北沢駅から歩いてすぐの「下北線路街 空き地」にて開催している「Fête Citroën à Shimokitazawa~下北沢シトロエン祭~」

 シトロエン(Groupe PSA Japan)は、コンパクトSUV「C3エアクロスSUV(C3 AIRCROSS SUV)」のモデルチェンジを実施。装備充実と新世代ブランドフェイスへの変更を行なった。C3エアクロスSUVの詳細については別記事を参照していただきたい。

 シトロエンは、このC3エアクロスSUVの発売に合わせて、11月25日~28日までの4日間にわたり、東京都世田谷区の下北沢にある商業スペース「下北線路街 空き地」にて「Fête Citroën à Shimokitazawa~下北沢シトロエン祭~」という入場無料のイベントを開催している。開催時間は11時~20時。

会場になっている「下北線路街 空き地」の住所は東京都世田谷区北沢2-33-12(付近)で、イベントに関する問い合わせはシトロエンコール(0120-55-4106)まで。繰り返しになるが入場は無料。場内、キッチンカーを含め各種の販売はすべて有料

 会場には発売されたばかりのC3エアクロスSUVの展示のほか、1.5リッターディーゼルターボエンジンを搭載する「ベルランゴ SHINE BlueHDi XTR PACK」も展示されている。

 また、2018年のパリモーターショー シトロエンブースに展示されたベルランゴ商用バンの特装車「ル・プティ・シトロエン」も入口付近に展示。こちらの車両にはフランスで製造されたシトロエンのグッズが独自のディスプレイで飾られている。

シトロエン C3エアクロスSUV SHINE パッケージ。エンジンは直列3気筒DOHC 1.2リッターターボで最高出力は96kW(130PS)/5500rpm、最大トルクは230Nm/1750rpm。使用燃料はプレミアムガソリン。12種類のドライバーサポート、大容量ラゲッジスペース(520L)、前方可倒式助手席シートバック、スライド/リクラインニングリアシート/HiFiスピーカー、パノラミックサンルーフを装備。車両本体価格は318万円で、こちらのボディカラーはカーキグレー(ペイントオプション仕様)。ルーフカラーはブランオパール。カラーパックはホワイト
C3エアクロスSUV SHINE パッケージのインテリア。シートはアドバンスコンフォートシート
ショルダー部にはベージュのアクセントラインとシェブロンを並べたような白いアクセントステッチが入る
インパネにもシートと同じ素材が使用されている。こうしたマテリアルの使い方はフランス車らしい部分
C3エアクロスSUV SHINE パッケージのセンターコンソール。電動パーキングスイッチのデザイン変更やカップホルダーの増設がされている
ルーフはパノラミックルーフ。写真はシェードを閉じた状態
ラゲッジは最大で520Lの容量がある
リアホイール
フロントホイール
もう1台のC3エアクロスSUV SHINE パッケージは、キャンプをイメージした展示となっていた
こちらは「ベルランゴ SHINE BlueHDi XTR PACK」
ベルランゴ SHINE BlueHDi XTR PACKのシート。個性的なカラー
ベルランゴ商用バンの特装車「ル・プティ・シトロエン」

 このイベントはフランスの縁日をモチーフにしているので、会場内には3台のキッチンカーが配置されていた。目玉は一番奥に配置されたシトロエンの「タイプH」というモデルを使った、ホットドッグ類を販売するキッチンカーだ。このタイプHは1947年~1981年まで製造されていたもので、こちらの車両は1971年製のHY型。排気量は1911ccとのこと。タイプHはモノコックボディのキャブオーバーバンで低床設計&FF、そして車体側面のスライドドアという現代のクルマの原型とも言える構造を持っている貴重なクルマ。

1971年式のシトロエン タイプHがベースのキッチンカー。据え置きではなく自走して会場まで来る「現役のクルマ」。稀少であり貴重な1台

 オーナーはこのクルマをレストアしてキッチンカーへと作り替えたという。キッチン部分を見せてもらったが作業スペースは想像していたより広く、「調理と接客を担当する方も広くて作業しやすい」というコメントが聞けた。

 ただ、やはり非力なので高速道路では約80km/hが精一杯。エアコンもクーラーもないので夏は移動が大変とのこと。故障もあるとのことだが、できる限りのメンテナンス体制を作り、頑張って稼動させているという。

 こちらの車両は埼玉に本社がある企業が運用しているものだが、現状は参加イベントの告知などをする手段は用意していないとのこと。今後はSNSなどで状況を発信していく予定もあるとのことだった。

タイプHの車内を見せてもらった。キッチンスペースは広い。また、床が低いので天井が高く感じる、天井の波板は純正
左ハンドル。センターにある出っ張りはエンジン。夏は暑く、冬は暖かいという
ドアは後ろヒンジでこのように開く。ドア自体軽いので支えてもらわないと勝手に閉じてしまう感じ

 あとの2台は軽自動車をカスタマイズしたキッチンカーだが、どちらも「フランス車のイベント」ということを意識した特別メニューを用意していたので、週末に現地に行くのであれば特別メニューを注文してみてはどうだろう。ただし、数量に限りがあるので売り切れの際はあしからず、ということで。

こちらはクレープのキッチンカー。メディアが取材する時間は営業前だったが、開期中はクレープ屋さんのあの甘い匂いに惹きつけられるのだろう
フランスイメージということで用意していたのが「クレームブリュレ」というメニュー。カスタードクリーム+ホイップクリームにパリパリのカラメルが乗る
一番人気は「チョコバナナ」だそうだ。ほかにオススメを聞くと「チョコ・アーモンド」とのこと
こちらのキッチンカーでは「ファラフェル」という中東ふうコロッケがイチオシ
フランスでも人気があるという。オーナー自体がフランスに行った際に食べてトリコになり、キッチンカーで扱うようになったという
イベントメニューはファラフェルも付いたキッシュプレート。数量限定販売とのこと

 キッチンカーのほかは参加無料のミニゲーム、野外ステージではフランスにゆかりのあるアーティストによる生演奏(スケジュールあり)、シトロエンが登場する映画の上映などが用意されているので、1人での来場はもちろん、ファミリー、カップルで訪れても楽しめる内容となっている。

会場の様子
ステージイベントの会場
スケジュール。26日の夜は「ルパン3世 カリオストロの城」の上映。シトロエンが出てたっけ? と思ったが、冒頭に花嫁姿のクラリスが乗っていたかも
ステージに登場するアーティストの紹介
インフォメーションとグッズの物販
会場には多くのミニゲームが用意されている。すべて参加無料
アンケートに答えるとミニカーのプレゼントもある