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日産/NISMO、「Nissan Z GT500」初公開 SUPER GT 2022シーズンに新型「フェアレディZ」で参戦

2021年12月5日 発表

 日産自動車とNISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)は12月5日、2022年シーズンのSUPER GTシリーズ GT500クラスに参戦する「Nissan Z GT500」を富士スピードウェイで初公開した。

 これまで、SUPER GTシリーズ GT500クラスに参戦していたR35型「GT-R」をベースとしたGT500仕様車での参戦は、2021年シーズンをもって終了。2022年シーズンより、日本で今冬発表予定の新型「フェアレディZ」をベースにした参戦車両に変更される。

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富士スピードウェイで公開された「Nissan Z GT500」

 日産は、現在進めている事業構造改革「Nissan NEXT」に於いてブランド価値の再構築に取り組んでいて、この取り組みを加速するため、競争の厳しいレースシーンへ挑戦することにより、果敢にチャレンジする日産ブランドのDNAを象徴する「Nissan Z」での参戦を決めた。

 ニスモ CEOの片桐隆夫氏は「2022年シーズンのSUPER GT に、日産 DNAを象徴する新型Zの車両で熱い気持ちを持って挑戦してまいります。引き続き日産系チームへのご愛顧、ご声援を賜りますようよろしくお願い申し上げます」とコメント。

 また、日産では創業以来、「他のやらぬことをやる」との精神で、イノベーションを通じたワクワクをユーザーに届けるため、チャレンジを重ねて来たとし、1970年代初頭にアメリカのレースシーンでは無名の日産が、SCCA Cプロダクション選手権においてS30型「240Z」で連続優勝を飾ったことを皮切りに、1990年代のZ32型「300ZX」でのIMSAシリーズにおける勝利、2000年代のZ33型でのJGTC/SUPER GTシリーズへの参戦及びシリーズチャンピオン獲得など、Zの名を確立して来たレース参戦の歴史は、日産のチャレンジ精神の表れとしている。

 日産自動車 COOのアシュワニ・グプタ氏は「日産 DNA のチャレンジャー・スピリットを象徴する Nissan Zで再びレースに挑戦し、お客さまやファンの皆さまに、ワクワクをお届けします。70年代のアメリカに於いて240ZでSCCA の選手権に参加したころと同じ気持ちで、われわれはレースを通じ、革新的なクルマを世に出し続けるとともに、レースでは勝利を目指して戦っていきます」とコメントしている。