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ホンダ、ミドルサイズSUV「パスポート」2022モデル タフなスタイリングの「トレイルスポーツ」登場

2021年12月6日(現地時間)発表

「パスポート」2022モデル(写真はトレイルスポーツ)

 本田技研工業の米国法人であるアメリカン・ホンダモーターは12月6日(現地時間)、SUV「Passport(パスポート)」の2022モデルを発表した。現地での価格はEX-L(2WD)が3万7870ドル、EX-L(4WD)が3万9970ドル、トレイルスポーツ(4WD)が4万2470ドル、エリート(4WD)が4万5430ドル。

 パスポートは2018年のLAオートショーでデビューした5人乗りのミドルサイズSUV。北米でのSUVラインアップでは「CR-V」と「Pilot(パイロット)」の間に位置付けられる。パワートレーンは最高出力280HP/6000rpm、最大トルク262lb-ft/4700rpmのV型6気筒3.5リッター直噴i-VTECエンジンと9速ATの組み合わせで、4WDモデルではこれに路面状況に合わせて前後輪の駆動力配分を電子制御する「i-VTM4」が組み合わせられる。

 2022モデルでは前後バンパーの意匠変更が行なわれたほか、前面衝突警報(FCW)、衝突軽減ブレーキ(CMBS)、車線維持支援システム(LKAS)、車線逸脱警報(LDW)を伴う路外逸脱抑制機能(RDM)、アダプティブクルーズコントロール(ACC)などを含む最新のホンダセンシングを全グレードに標準装備した。

 また、新設定のトレイルスポーツでは他グレードからトレッド幅が10mm広げられるとともに、専用の前後バンパーやグリル、18インチホイール(EX-Lとエリートは20インチ)などを備えてタフなスタイリングを強調。グリルとテールゲートにはオレンジのTrailSportロゴが与えられ、PassportとAWDバッヂは他グレードで採用されるクロームの代わりに光沢のあるブラックに変更した。

 インテリアではステアリングホイールやドアパネル、シートなどにオレンジのステッチをあしらったほか、フロントシートのヘッドレストやゴム製のフロアマットにはTrailSportのロゴが刺繍される。

トレイルスポーツのインテリア