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DS、レーシーに仕立てた特別仕様車「DS 3 クロスバック パフォーマンスライン」

2022年1月6日 発売

456万円6000円

特別仕様車DS 3 クロスバック パフォーマンスラインが発売された

最高出力155PS/最大トルク240Nmのハイスペックエンジンを搭載

 DS オートモビル(Groupe PSA Japan)は1月6日、コンパクトラグジュアリーSUV「DS 3 CROSSBACK」にハイパフォーマンスエンジンとフォーミュラEからインスパイアされたディテールを持たせた特別仕様車「DS 3 CROSSBACK PERFORMANCE Line(DS 3 クロスバック パフォーマンスライン)」を発売した。価格は454万6000円。

 ベースとなるDS 3 クロスバックは、フランスならではのデザインや建築、ファッションにおける様式を踏まえた意匠性と伝統的装飾技法で誂えたエクステリアとインテリアが特徴のコンパクトラグジュアリーSUV。

ボディカラーは。クリスタル パール/ノアールペルラネラ
ボディカラーは、グリ プラチナム/ノアールペルラネラ

 DS 3 クロスバック パフォーマンスラインは、このDS 3 クロスバックに隠されたもう1つの側面「レーシングマインド」を全面に押し出すべく、最高出力155PS/最大トルク240Nmのハイスペックエンジンと、フォーミュラE常勝チーム「DS TECHEETAH Formula E Team」からインスパイアされたレーシーなディテールをあしらった特別なモデル。

2022年仕様グラフィックのDS TECHEETAH Formula Eマシン「DS E-Tense FE21」ドライバーはアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ選手

 なお、最高出力129PSの通常モデルに対して25PSと10Nmの上昇となるエンジンの仕様は、単なる燃調マッピングの変更だけにとどまらず、ターボチャージャー、インジェクター、排気バルブ、コネクティングロッドのベアリングなどが専用設計となっていて、1.2リッターPureTechエンジン(EB2型)としては、もっとも高出力な仕様という。

1.2リッターPureTechエンジン(EB2型)

 エクステリアでは、DS TECHEETAH Formula E Team由来のスポーティなエッセンスが融合され、フロントグリルのDSウイングのクロームとリアランプ下端はマットブラック仕上げとし、リアガーニッシュはグロスブラック、さらにオニキスブラックにカルマンのセンターキャップがアクセントとなる18インチの「MONZA」ホイールなど、異なる質感と表情を持つ黒を組み合わせスポーティでありながらシックな仕上がりとなっている。

18インチのMONZAホイール

 さらに、インテリアはダッシュボード、ドアトリムにアルカンタラをあしらい、レーシーな雰囲気を付与。シートは座面中央をカルマン(カーマインレッド)をアクセントカラーとした立体的なファブリックに、サイドサポート内側にもアルカンタラを採用。素材のグリップ力により、身体のホールド性を高めてスポーツ走行に対応させられるという。ステアリングホイール、ダッシュボード、ドアトリムなどのステッチは、パフォーマンスラインのイメージカラーであるカルマンとゴールドに統一し、特別感を演出しているという。

写真は欧州仕様車。センターコンソールのディスプレイサイズが異なるのと、ステアリングは右ハンドルとなる

 なお、高速道路走行時などに車線内の左右位置を任意で設定できるDSドライブアシストなどのADAS(先進運転支援システム)や、ヘッドアップディスプレイなどの装備はDS 3 クロスバックに準拠しているという。