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ダンロップ、ビッグスクーター用タイヤ「スクートスマート2」 ウエット性能10%、ライフ性能20%向上

2022年1月6日 発表

オープンプライス

ビッグスクーター用タイヤ「スクートスマート2」

ウエット性能&ライフ性能に加え、乗り心地性能も向上

 ダンロップ(住友ゴム工業)は1月6日、ビッグスクーター向けプレミアムタイヤ「SCOOTSMART2(スクートスマートツー)」を3月1日から発売すると発表した。サイズはフロント9サイズ、リア5サイズで、価格はオープンプライス。

 スクートスマート2は、雨の日でも安心して走行できるよう、グリップ性能と乗り心地を追求したスクーター用タイヤ。スクーター用タイヤは、天候に関わらず、通勤、通学、買い物、ツーリングまでさまざまな用途で使用されるため、毎日が楽しく、安心して走行できるタイヤを目指した。新パターンやシリカコンパウンドなどを採用することで、従来品「スクートスマート」からウエット性能で10%、ライフ性能で20%向上、さらに乗り心地性能も向上させたという。

スクートスマート2の特徴

新パターンの採用

 摩耗シミュレーションによりグルーブの配置を最適化したことでロングライフを実現。フロントではセンターからショルダーまで貫く太くて長いロングラテラルグルーブとセンターグルーブを設け、効率的に排水することでウエット性能を向上させていう。また、フレックスサイプを配置することで、トレッド剛性を最適化し、旋回時の接地感を向上させたという。

スクーター用タイヤにシリカコンパウンドを初採用

 ダンロップで初めて、スクーター用タイヤにシリカコンパウンドを採用。微粒子シリカ配合により、細かい路面の凹凸に追従することで、ウエットブレーキ性能を向上。また、ロングライフの実現にも寄与しているという。

ツーリングでも疲れにくいハンドリングを実現

 トレッド断面の曲率半径が均一なシングルRプロファイルを採用したことで、車体のバンク角が変化しても接地面の形状変化を抑制し、スムーズな旋回特性を実現。リアでは前後のロールバランスを最適化することで、素直なハンドリングを実現している。

快適な乗り心地を実現

 トレッドよりも柔らかいサイドウォール専用コンパウンドを採用したことで、サイド部のたわみを最適化し、特に旋回時の乗り心地を向上。また、強くてしなやかなポリエステルカーカスを採用したことで、スムーズなハンドリングを実現したという。

 また、これらの技術を採用したことで、より少ない力でタイヤ交換の作業が可能になり、従来品スクートスマートより作業性も向上。住友ゴムグループのパーパス「未来をひらくイノベーションで最高の安心とヨロコビをつくる」の基、製品を使用するユーザーだけでなく、タイヤ交換作業を行なう販売店のスタッフにも喜びを提供できるタイヤを目指してきたという。

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