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三菱自動車、「eK スペース」のほか日産「ルークス」計8万6282台をリコール 運転者席用のエアバッグの仕様に不具合

2022年2月10日 発表

 三菱自動車工業は2月10日、「eK スペース」のほか、日産自動車にOEM提供する「ルークス」の2車種、計8万6282台のリコールを国土交通省に届け出た。不具合件数は0件で、事故は起きていない。対象となる車両の製作期間は2020年12月11日~2021年12月1日。

 不具合は、運転者席用のエアバッグにおいて仕様が不適切なため、展開時に最適な形状にならない場合がある。このため、最悪の場合、一部条件下ではエアバッグの性能が十分に発揮されないおそれがあるというもの。

 改善措置として、運転者席用エアバッグを対策品と交換し、ニーエアバッグ非搭載車にはニーエアバッグを追加する。なお、部品が準備でき次第、部品交換を改めて案内するとしている。