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ジャパンキャンピングカーショー2022開幕 第10回キャンピングカーアワードは速水もこみちさんが受賞
2022年2月11日 12:31
- 2022年2月10日~13日 開催
国内最大級のキャンピングカーイベント「ジャパンキャンピングカーショー2022」が幕張メッセ(千葉県千葉市)で開幕した。会期は2月10日~13日の4日間。会場は幕張メッセのホール1~4。開催初日となった2月10日には、開会式および第10回「キャンピングカーアワード」の授賞式が行なわれた。
開会式には日本RV協会 会長 荒木賢治氏が登壇。未だコロナの脅威は収まっていないものの「使命を持ってイベントを開催した」と前置き。コロナ渦においてレジャーだけでなくテレワークやワーケーションなどビジネスにも有効に活用されることが実証されたこともあり、新しいキャンピングカーの可能性をお披露目できる場所であるとの認識を示した。
引き続き行なわれた第10回キャンピングカーアワードでは受賞した速水もこみちさんが登場し、トロフィーが贈呈された。速水氏は受賞に関して「ものすごく嬉しく思っています。(キャンピングカーについて聞かれ)僕自身ちょっとした憧れみたいなものがあり、アウトドアだったり、料理が大好きだったりするので、キャンピングカーを通してさまざまな出会いがあったり、いろんな場所でいろんなシーンで活躍してくれるんじゃないかと思っています」とコメントした。
日産自動車
ここからはメーカー系ブースをピックアップして紹介したい。
まずは日産自動車。2021年10月にマイナーチェンジを実施したキャラバンベースのモデルを2台展示する。1台は「MYROOM CONCEPT」と名付けられており、荷室部分を「どこにでも移動できる“部屋”」として製作されたもの。デザインは名前通り部屋もモチーフにしており、直線基調の室内空間に木目調の家具を据え付け、間接照明により寛げる空間を作り上げた。その上で2列目のソファーは前向きにアレンジすることも可能で、ファーストカーとして日常的に利用することも考慮されている。
今回の車両はあくまでもコンセプトカーとなっているものの、実は法規面もしっかり考慮されており、部分的に手を加える程度で市販も可能だという。もちろん、実際の販売となるとそのほかに越えなければならないハードルもありそうなものの、ぜひ世に出てほしいと思える1台だ。
もう1台は「キャラバン マルチベッド」。こちらは荷室部分に折り畳み式のベッドを備えたモデルで、すでに販売中。バンモデルの「プレミアムGX」「GRAND プレミアムGX」グレードをベースとしたモデルが用意されている。
パイオニア
サイバーナビを中心にWi-Fi機能にフィーチャー。どこでもインターネットに接続可能な機能はファミリー層を中心にアウトドア派からの注目度が高く、担当者によれば「自宅のレコーダーに接続可能な“レコーダーアクセス”が人気です」とのこと。