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TCL ADVANCE、スポーツ走行用と本格サーキット走行用の2種類のブレーキフルード

2022年2月 発売

Class 7 ブレーキフルード:3300円/本

Competition for RACING ブレーキフルード:4400円/本

オートケミカル用品ブランドTCL ADVANCEが新製品「Class 7 ブレーキフルード」(左)、「Competition for RACING ブレーキフルード」(右)を発売

自社の蒸留塔で原材料レベルから品質を繊細にコントロールしながら開発

 SPKと谷川油化興業が手がけるオートケミカル用品ブランドTCL ADVANCEは、ブレーキフルードの新製品2種類を2月に発売する。価格はスポーツ走行向けの「Class 7 ブレーキフルード」が3300円(0.5L缶)、DOT規格の枠を超えた超高性能な「Competition for RACING ブレーキフルード」が4400円(0.5L缶)。

Class 7 ブレーキフルード(品番:TA-B705L)

 Class 7 ブレーキフルードは、自社の蒸留塔で原材料レベルから品質を繊細にコントロールしながら開発し、Class7規格をクリアしたスポーツ走行向けのブレーキフルード。高い低温流動性(-40℃動粘度:663mm 2 /s)と、安定した動粘度(100℃動粘度:2.0mm 2 /s)、高いドライ沸点(271℃)とウェット沸点(191℃)を併せ持ち、ABSとマッチングのよいスペックを有しながら、安定したペダルフィールの持続性を実現したという。

 -40℃以上のあらゆる温度環境下において、最新デバイスを搭載したハイパフォーマンスカーのブレーキ性能をフルに引き出せるほか、特許出願中の特殊添加剤を配合したことで、抜群のペダルタッチを長くキープするとのこと。

Class 7 ブレーキフルード

Competition for RACING ブレーキフルード(品番:TA-BC05L)

 Competition for RACING ブレーキフルードは、自社で有する蒸留塔にて原材料レベルからクオリティを綿密にコントロールしながら開発し、DOT規格の枠を超えた超高性能ブレーキフルード。322℃という高いドライ沸点と、212℃のウェット沸点性能を持ち、過酷なブレーキ使用環境下で最大のパフォーマンスを発揮。剛性の高い安定したペダルフィールの持続性を実現するという。また、グリコールエーテル系をベースにしたブレーキ液を採用しているので、DOT/JIS規格品(DOT5.1やDOT4)からの移行も容易に行なえるとしている。

Competition for RACING ブレーキフルード