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ジェイテクト、スズキ「セルボ」搭載の世界初となる自動車用電動パワーステアリングシステムが第15回電気技術顕彰「でんきの礎」受賞

2022年3月28日 発表

スズキ「セルボ」に搭載された、ジェイテクト・三菱電機共同開発による世界初の「自動車用電動パワーステアリングシステム」

 ジェイテクトは3月28日、三菱電機と共同開発した「自動車用電動パワーステアリングシステム」が一般社団法人電気学会が選定する第15回電気技術顕彰「でんきの礎」を受賞したと発表した。この電動パワーステアリングシステムは1988年にスズキ「セルボ」に搭載。世界で初めての実用化・量産化になる。

 今回受賞した「でんきの礎」は2008年に創設された制度で、 電気学術・技術の発展史において重要な成果を挙げ、 社会の発展に貢献し、 歴史的に記念されるモノ・こと・人・場所が顕彰されている。

 電動パワーステアリング(EPS、 Electric power steering )は、現在では世界各国の自動車メーカーに採用され、数多くのクルマが搭載している。ジェイテクトはEPSのリーディングサプライヤーであり続け、 世界シェアNo.1、そして全種類のEPSを提供できるOnly Oneの存在であるとしている。

ジェイテクトがラインアップするEPSの種類