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KINTO、トヨタと新明工業のレストア車「ソアラ」「セリカ」「レビン」「スープラ」に乗れる旧車レンタル開始
2022年4月6日 18:39
- 2022年4月6日 発表
KINTOは4月6日、旧車コミュニティ「Vintage Club by KINTO」を立ち上げるとともに、同社が展開するWebサイト「モビリティマーケット(以下モビマ)」において、旧車のレンタルを開始した。
特選ラインアップの旧車4台「初代ソアラ」「セリカLB」「27レビン」「70スープラ」に乗れる(2022年4月時点)
KINTOが開始する旧車レンタルでは、トヨタ自動車と新明工業によってレストアされたMZ10型「ソアラ 2.8 GT-Limited」(1982年式/AT)、「セリカ リフトバック 2.0 GT」(1975年式/MT)、TE27型「カローラ レビン」(1974年式/MT)、JZA70型「スープラ 2.5 GTツインターボ エアロトップ」(1992年式/MT)の4台をラインアップ。
レンタカーの予約には登録が必要となり、価格は初代ソアラで24時間3万5000円、以降1日につき3万円(※最長5日間まで)となっている。今後、ラインアップは利用者の要望も聞きながら順次拡充予定としている。
旧車に関するさまざまなサービスを展開する「Vintage Club by KINTO」
旧車コミュニティ「Vintage Club by KINTO」の立ち上げは、クルマのさまざまな楽しみ方や魅力を発信する一環で、旧車のレンタルは、コミュニティ向けのコンテンツとして、魅力ある旧車を少しでも気軽に楽しんでもらえるようにしたもの。今後、旧車に関するさまざまなサービスを拡充予定としている。
「Vintage Club by KINTO」の立ち上げにあたっては、旧車が好きな社内メンバーでプロジェクトが結成され、「いつか旧車を使った新たな楽しみを提案したい」という思いが、トヨタ自動車のクルマ好きメンバー、新明工業というレストアのプロたちとの出会いで形となった。
トヨタと新明工業により、往年のトヨタの名車がよみがえった
旧車レンタルに使用される往年のトヨタの名車たちは、トヨタ自動車選りすぐりのクルマ好きメンバーと新明工業の手によるレストアでよみがえった。各社のコメントは以下のとおり。
トヨタからは「日々、クルマの開発に一所懸命取り組んでいます。一方で、われわれが子供の頃に憧れたクルマは、現代のクルマにはない独特のかっこよさがあります。われわれ自身が所有し、ずっと眺めていたいと思う、永遠の美しさを放つちょっと昔のクルマを、皆さんに楽しんでいただけるよう、一所懸命整備、お手入れいたしました。昔の夢を、ぜひ、お気軽に楽しんでください」。
新明工業からは「『クルマのファンになって頂きたい』を合言葉に日々頑張っています。私たちは、まずご利用される皆さまが当時を思い出しワクワクされている姿を想像しました。その上で長年培った技術を精一杯発揮し、部品1つひとつだけでなく乗り心地やノイズまでも当時の感覚を再現することを目指しました。あの頃ドライブに行きたかった場所に、意のままにクルマを走らせてお楽しみいただけると幸いです」とコメントしている。