横浜ゴム、軽トラ向け新商品「ジオランダー KT」

横浜ゴムの軽トラック向け商品「ジオランダー KT」装着車両

　横浜ゴムは、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「ジオランダー（GEOLANDAR）」から軽トラック向け商品「ジオランダー KT」を9月から発売する。発売サイズは145/80R12 80/78N　LTの1サイズで、価格はオープンプライス。

「ジオランダー KT」は小型トラック・バン用タイヤ「SUPER DIGGER 828」の145R12 6PR LTの後継モデル。「ジオランダー」は横浜ゴムがグローバルで展開しているタイヤブランドで、今回、農業や林業、漁業といった仕事やアウトドアなどで泥濘地や砂利など非舗装路走行の機会が多い軽トラックユーザーのほか、軽トラックのカスタムチューニングを楽しむユーザー向けとして発売を決定した。

　ジオランダー KTでは、従来品「SUPER DIGGER 828」と同様に「轍」や「ぬかるみ」といった悪路での優れた走破性能はそのままに、コンパウンドの見直しにより耐摩耗性能を高めた。また「ジオランダー」ブランド化にあたりサイド部にブロックを追加して、軽トラックのオフロードチューニングやドレスアップにも相応しいデザイン性を実現させた。

ジオランダー KTの主な特徴

商品ポジションは、軽トラックをカスタムしたい人、農業、林業、漁業、自家用などの業務やアウトドアに使う人で非舗装路も走行する人

サイドデザインは、旧オフロードタイヤブランド「SUPER DIGGER」から最新の「ジオランダー」に変更。メインターゲット車両である軽トラック向けを想定し「KT（Kei Truck：軽トラック）」を刻印。「ジオランダー」らしい、アグレッシブなサイドブロックを配置。実用性だけでなくドレスアップ用途にも配慮した

ジオランダー KTのパターンは、「SUPER DIGGER 828」のパターンを踏襲、ポイントハイトのついたセンター2つのブロック列と3本の縦溝が静粛性、ウェット性能とオフロード性能を両立、幅の広い非貫通のラグ溝がオフロードトラクションと静粛性を両立させた。コンパウンドは「SUPER DIGGER 828」よりも耐摩耗性能に優れるコンパウンドを採用して耐摩耗性能を向上させて経済性にも配慮した

発売サイズは145/80R12 80/78N　LTの1サイズ