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横浜ゴム、ハイウェイテレーンタイヤ「ジオランダー X-CV」を新型「アウトランダー」の新車装着タイヤとして納入開始

2021年12月20日 発表

アウトランダーPHEVモデル

高い操縦安定性と転がり抵抗の大幅な低減を両立したタイヤ

 横浜ゴムは12月20日、三菱自動車工業が発売した新型「アウトランダー」の新車装着用タイヤとして、「GEOLANDAR X-CV(ジオランダー・エックスシーブイ)」の「パターンナンバー:G99B」の納入を開始したと発表した。

 納入は2021年7月より海外向けガソリンモデル、11月から日本国内およびオーストラリアなどの海外向けPHEVモデルへ開始していて、装着サイズは235/60R18 103H。

GEOLANDAR X-CV(パターンナンバー:G99B)

 今回装着されたジオランダー X-CV(パターンナンバー:G99B)は、アウトランダーの運動性能に対応しながら、PHEVにふさわしい環境にも配慮した、高い操縦安定性と転がり抵抗の大幅な低減を両立したタイヤ。また、新たに最適配置化されたタイヤパターンを施し、低燃費性能も高められている。

 ジオランダーは、横浜ゴムがグローバルで展開しているSUV・ピックアップトラック向けタイヤブランドで、ニーズの多様化が進むSUV市場に対応するため、商品ラインアップの拡充を加速。今回装着されたタイヤのベースとなった市販用の「ジオランダー X-CV」は、近年増加している高速性能と運動性能を重視したハイパフォーマンス・クロスオーバーSUV向けに開発された新次元ハイウェイテレーンタイヤという。

 新型アウトランダーは、三菱自動車工業の販売台数の約2割を占めるコアモデルの1つで、グローバルに幅広く展開しているクロスオーバーSUVであり、「より力強く」「より遠く」を実現した独自の新世代PHEVシステムを搭載し、あらゆる天候や路面状況で安全・安心で快適な走りを実現したモデル。

 横浜ゴムは、中期経営計画「Yokohama Transformation 2023」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)のタイヤ消費財事業において、高付加価値商品の主力であるグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN(アドバン)」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR」、そして「ウィンタータイヤ」の販売構成比率最大化を掲げ、「アドバン」および「ジオランダー」の新車装着拡大に取り組んでいくとしている。