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JALとトヨタがコウノトリ但馬空港で共同イベント GRヤリスやヤリスWRCが空港内でデモラン

JALとトヨタがコウノトリ但馬空港で共同開催した「JAL×TGR FLY&RIDE OUTDOOR FESTIVAL」

 7月9日、JAL(日本航空)とトヨタ自動車がコウノトリ但馬空港(兵庫県豊岡市)において共同イベント「JAL×TGR FLY&RIDE OUTDOOR FESTIVAL」(以下、フライ&ライド)を開催した。フライ&ライドは、JALとTOYOTA GAZOO Racingが日本の地域とモータースポーツを盛り上げて行くべくコラボレーションしており、その第1弾として開催されるもの。但馬空港の滑走路を一時閉鎖してGRヤリスやヤリスWRCがデモランしたほか、但馬空港に就航するJAC(日本エアコミューター)のATR42-600型機の機内体験を実施。空港のまわりにもイベントエリアを設け、レクサスの新型バッテリEV「RZ」の展示なども実施した。

 フライ&ライドイベントには、JAL関係者、豊岡市関係者、トヨタ自動車管関係者などが出席。TOYOTA GAZOO Racing プレジデント 佐藤恒治氏もコウノトリ但馬空港を訪れイベントを楽しんでいた。

コウノトリ但馬空港にはJALのみが就航している。新型機のATRが就航したことでも知られる空港になる
空港屋上には観覧エリアがあり、そこからもイベントを眺められるようになっていた
GRヤリス、ヤリスWRC、ATRと関係者による記念写真

 地元イベント参加者からとくに大きな歓声が沸いていたのがWRC(世界ラリー選手権)に参戦していたヤリスWRCによるデモラン。路面にタイヤ痕を付け内用するためかノースエプロンに散水車で水をまき、そこを迫力のドリフトでデモランしていた。

歓声の上がったヤリスWRCによるデモラン

 このイベントは有料で行なわれている部分と無料で行なわれている部分があるが、同乗走行など有料イベント部分には25組、73名が参加。ヤリスWRCデモラン見学やレクサスRZの屋外展示などは無料イベントとなるが、無料イベントにはお昼の時点で約1100名が参加していた。

ATR機の機内公開。機長自らが航空機について説明
コクピットに座ることもできた
GRヤリスによる同乗走行体験。滑走路を走行していた