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航空自衛隊 新田原基地のF-15戦闘機が、SUPER GT第7戦オートポリスでウェルカムフライト

航空自衛隊 新田原基地 305飛行隊のF-15戦闘機3機がオートポリスでウェルカムフライト

F-15戦闘機がオートポリスでウェルカムフライト

 10月2日、SUPER GT第7戦の開催されているオートポリス(大分県日田市)において、航空自衛隊 新田原基地 第305飛行隊に所属する3機のF-15戦闘機がサーキットの上を通過するウェルカムフライトを行なった。

 サーキットのレース開始前セレモニーとして航空機が上空を通過するウェルカムフライトは、広く行なわれているがオートポリスにおいて実施されるのは初めて。オートポリスは大分県にあるが、隣県の宮崎県にある航空自衛隊 新田原基地からF-15戦闘機が3機編隊(F-15DJ×1機、F-15J×1機)で飛来した。

デルタ隊形でオートポリス上空を通過
2度目はギヤダウンのエシュロン隊形で

 3機のF-15は、2度のフライパスを実施。最初はF-15DJを先頭に両脇をF-15J 2機が三角形の配置で並ぶデルタ隊形で飛来。会場を通過後、2度目は3機が斜めに並ぶエシュロン隊形でオートポリス上空を追加した。

 会場アナウンスで紹介された司令のコメントによると、今回のフライトは「美と誠実」を表わしたフライトになっているという。新田原基地では、例年11月下旬から12上旬の日曜日に航空祭が開催されており、2022年は12月4日に航空祭を実施。そこでは、「強・速・美・誠実」のすべてを表わしたフライトを見られるという。

 今年度の航空祭は事前申込制になっていることが多いため、新田原航空祭に行かれる方は基地のWebサイトで申し込み開始を確認後、参加申し込みをしていただきたい。

F-15DJを先頭にデルタ隊形で飛来。305飛行隊の梅のマークが後方の垂直尾翼に見られる。梅のマークは305飛行隊が茨城県の百里基地で新編されたことに由来し、「梅組」との相性でも知られている