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ソニックデザイン、新型「ハリアー」用車種別スピーカーパッケージ「SonicPLUS」3グレード

2022年10月19日 発売

6万500円~20万200円

 ソニックデザインは、車種別スピーカーパッケージ「SonicPLUS」シリーズの新製品として、トヨタ自動車「ハリアー」(80系)の純正スピーカーとの交換装着に対応する高音質スピーカーパッケージ3グレード・3機種を10月19日に発売する。価格は6万500円~20万200円。

 SonicPLUSシリーズは、フルエンクロージュア方式や小型高性能スピーカーユニットなど、ソニックデザインが誇る独創技術を投入し、アルミハイブリッド構造の高剛性キャビネットに77mmスピーカーユニットをビルトインした独自のエンクロージュア一体型スピーカーモジュールの採用によって、車外への気になる音漏れや内装材などの共振に伴う音質劣化も大幅に解消した車種別スピーカーパッケージ。

 製品ラインアップはウーファーユニットにオールピュアアラミド振動板を採用したトップグレードモデルの「SF-H802F」、CMF(クロスマイクロファイバー)振動板を採用したハイグレードモデルの「SF-H802M」、DMF(ディファインド・マイクロファイバー)振動板を採用したスタンダードモデルの「SF-H802E」の3グレード・3機種。販売済みのリアスピーカー「SP-R50RF」(トップグレードモデル)、「SP-R50RM」(ハイグレードモデル)、「SP-R50RE」(スタンダードモデル)と組み合わせて装着することで、本来の音漏れ効果が得られるようになる。なお、JBLプレミアムサウンドシステム、プレミアムサウンド8chスピーカー&ダブルツィーターシステム装着車には装着できない。

トップグレードモデル「SF-H802F」
ハイグレードモデル「SF-H802M」
スタンダードモデル「SF-H802E」
リアスピーカー「SP-R50RF」(トップグレードモデル)
リアスピーカー「SP-R50RM」(ハイグレードモデル)
リアスピーカー「SP-R50RE」(スタンダードモデル)

 トップグレードモデルのSF-H802Fは、従来のピュアアラミド振動板を進化させたオールピュアアラミド振動板採用の77mmスピーカーユニット「SD-N77Fi」型を搭載。最高品質のピュアアラミド素材をコーン部だけでなくセンターキャップ部にも贅沢に使用し、最適な音質チューニングを実施することで、中~高音域の広範囲で歪率と周波数レスポンスを改善。クリアでしなやかな新次元の高音質を実現した。磁気回路は高密度ネオジウムマグネットとナローギャップ・モーターシステムを組み合わせたコンパクトな外磁型とし、エンクロージュア内容積をより有効に活かせるよう配慮されている。

 SF-H802Fのトゥイーター部には、ソニックデザイン伝統のピュアアラミド振動板とナローギャップ・モーターシステムとを組み合わせ、純正トゥイーターとの交換装着に対応するコンパクトサイズに仕立てたトップグレードモデル専用の18mmドームトゥイーター「SD-T18F」型を搭載。「プレミアムライン」で実績を積んだ最高品質のピュアアラミド素材と高密度ネオジウムマグネットによる強力な磁気回路が情報量あふれる伸びやかな高音を生み出し、SD-N77Fi型ユニットとの音色統一も徹底させている。

 ハイグレードモデルの「SF-H802M」には、しなやかさと剛性とのベストバランスを追求したマイクロファイバー編み込み樹脂振動板のCMF(クロスマイクロファイバー)コーンと、高密度ネオジウムマグネット&ナローギャップ・モーターシステムによる外磁型磁気回路を採用したハイグレード仕様の77mmスピーカーユニット「SD-N77M」型を搭載。音楽の素顔を映し出す緻密な表現力と情報量、リアルで引き締まった中低音を再現した。

 スタンダードモデルの「SF-H802E」には、カーボンファイバー含有のオリジナル樹脂コーンを無塗装・無着色のノンコート・ファイントリートメントで表面処理したDMF(ディファインド・マイクロファイバー)コーンとガラス繊維編み込み式センターキャップを採用した77mmスピーカーユニット「SD-N77E」型を搭載。高密度ネオジウムマグネット&ナローギャップ・モーターシステムによる外磁型磁気回路、振動板の正確な動作を支えるアルミモノブロックフレームなど上級シリーズの高度な基本設計を踏襲し、ソニックデザイン基準のナチュラルで心地よいサウンドを妥協することなく再現している。

 SF-H802MとSF-H802Eのトゥイーター部には、独自のマイクロファイバー振動板によって各ウーファーユニットとの音色統一を図った高音質&コンパクト設計の18mmドームトゥイーター「SD-T18」型を搭載。振動系の製造精度を高めて磁気回路のさらなる高効率化を目指したナローギャップ・モーターシステムとも相まって、豊かな音圧と情報量、高域端までスムーズに伸びた周波数レスポンスを実現した。