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ヤマハ、3輪モデル「NIKEN GT」2023年欧州モデルを「EICMA 2022」に出展 日本発売は2023年秋以降を予定
2022年11月8日 12:56
- 2022年11月8日 発表
ヤマハ発動機は11月8日、大型スポーツタイプのLMW(Leaning Multi Wheel)モデル「NIKEN GT」をモデルチェンジし、同日からミラノで開催される「EICMA 2022(国際モーターサイクルエキシビション)」に出展すると発表した。なお、日本での発売は2023年秋以降を予定している。
NIKEN GTは、パラレログラムリンクを用いたサスペンションと操舵機構で軽快感と安定感の両立に貢献する技術「LMWテクノロジー」が生み出す、安定感に支えられたコーナリング性能と、快適な長距離ツーリングを可能にする上質なクルージング性能を両立させた大型スポーツタイプのLMWモデル。
2023年モデルは“Evolution for high-end touring”をコンセプトに開発。長距離ツアラーとしての快適性と積載性を向上し、LMWならではの軽やかなハンドリングに加え、所有欲を満たすための上質さなど、LMWカテゴリーのフラグシップにふさわしい仕上がりを実現したという。
主な変更点は、現行の845cm 3 から888cm 3 へ排気量をアップし、クランクマス増加によりドライバビリティを向上したクロスプレーン・コンセプトの3気筒新型CP3エンジンを搭載。応答性を高めた新設計ハイブリッドフレームや、セッティングを見直して路面追従性を向上したリアサスペンション、シフトダウンにも対応するクイックシフターなどの各種電子制御を採用している。
スタイリングは新たな機能を調和し、スマートフォンとの接続でツーリングの楽しさを拡張する7インチ高輝度TFTメーター(ナビ機能対応)や、可動式スクリーンや純正アクセサリーのサイドケースの取り付けに配慮したステー、足付き性を高めた新作シートなど、ツアラーとしての快適性と機能性をさらに高める充実装備とした。