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三菱自動車、「エクリプス クロス」一部改良でグレード展開を見直し 特別仕様車「BLACK Edition」新設定

2022年11月10日 発表

254万2100円~465万800円

エクリプス クロス特別仕様車「BLACK Edition」

 三菱自動車工業は11月10日、クロスオーバーSUV「エクリプス クロス」の一部改良を実施するとともに、ブラックのアクセントカラーを内外装の要所に配した特別仕様車「BLACK Edition」を設定すると発表した。発売時期は、「M」「G Limited Edition」が11月10日から、そのほかのグレードは2023年2月16日からの販売を予定している。価格はPHEVモデルが386万3200円~465万800円、ガソリンモデルが254万2100円~352万円。

 今回の一部改良では、PHEVモデルとガソリンモデルのグレード展開を見直して、それぞれ「P」「G」「M」とし、特別仕様車「BLACK Edition」「G Limited Edition」を設定。

 PHEVモデル・ガソリンモデル共通の変更点として、「P」「G」「BLACK Edition」にエレクトリックテールゲート(ハンズフリー・停止位置メモリー機能付)を標準装備。荷物の積み下ろしの際の利便性を向上させたほか、リアシートにシートヒーターを標準化するなど、快適性を向上。「P」「G」「BLACK Edition」「G Limited Edition」と、PHEVモデル「M」に、後席充電用USBポートを新採用。後部座席でスマートフォンなどのデジタルデバイスの充電が可能になり、利便性を高めている

 PHEVモデルの変更点では、ガソリンモデルに設定されていた「G Limited Edition」をPHEVモデルにも設定。「G Limited Edition」は、高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」や、LEDヘッドライト&フォグランプなどを装備し、快適性・利便性を向上させながら、価格を抑えた特別仕様車となる。

 ガソリンモデルの主な天候点では、PHEVモデルに設定されていた高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」をガソリンモデルの「P」「G」「BLACK Edition」「G Limited Edition」に新たに標準装備。高速道路の長距離走行や渋滞時において、ドライバーの負担を軽減し、ロングドライブでの快適性を向上させた。

特別仕様車「BLACK Edition」

 特別仕様車の「BLACK Edition」は、上級グレード「P」をベースにブラックをアクセントとした上質かつスポーティな内外装を採用したモデル。

 エクステリアでは、スキッドプレート(フロント/リア)、サイドドアガーニッシュ、ドアミラーをブラックで統一するとともに、専用ブラック塗装のアルミホイールを装着。

 インテリアでは、メーターベゼルとセンターパネルガーニッシュをブラックに、ドアグリップとインストルメントパネルオーナメントをダークシルバーとし、シートやドアアームレスト、ディンプル付本革巻ステアリングホイールにグレー系のステッチを配することで、落ち着きのある上品な空間を演出している。

特別仕様車「BLACK Edition」インパネ
特別仕様車「BLACK Edition」シート

 また、エレクトリックテールゲートを採用し、つま先をリアバンパー下に出し入れするだけで開閉可能なハンズフリー機能や、ゲートが開く高さを任意に設定できる停止位置メモリー機能を搭載し、荷物が多い日や雨の日など両手がふさがるような、さまざまなシーンでの利便性を高めた。