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マクラーレンとBowers&Wilkinsのコラボワイヤレスヘッドホン「Px8 McLaren Edition」

2022年12月8日 発表

マクラーレンとBowers&Wilkinsのコラボレーションで、ワイヤレスヘッドホン「Px8 McLaren Edition」が誕生

 マクラーレンは12月8日、Bowers&Wilkinsとコラボレーションした初めてのヘッドホン「Px8 McLaren Edition」を発売すると発表した。

 Px8 McLaren Editionは、マクラーレン正規販売店となるマクラーレン東京、マクラーレン麻布、マクラーレン名古屋、マクラーレン大阪、マクラーレン福岡で販売予定としている。

Px8 McLaren Edition

 高性能ハイブリッド・スーパーカー「アルトゥーラ」を記念したという今回のヘッドホンは、ワイヤレスヘッドホン「Px8」の特別デザインバージョンで、ガルパニック・グレーの仕上げと、パパイヤオレンジのハイライトが特徴。ワイヤレス接続、有線接続を問わず、超高性能なドライブユニットと、Bowers&Wilkinsが開発したパワフルなデジタル・シグナル・プロセッサー(DSP)により、主要なストリーミングサービスから24bitの高解像度なサウンドを提供する。

 また、QualcommのaptX Adaptiveワイヤレス技術により、対応するスマートフォン、タブレット、PCから素晴らしい音質を引き出すとともに、USB-Cおよび3.5mmアナログケーブルでの接続にも対応。それぞれのタイプのケーブルが付属の製品にマッチする特別仕様のキャリングケースに同梱されている。

 Bowers&Wilkinsのリファレンス・グレードのスピーカーに採用されている技術にインスパイアされた、全く新しい専用設計の40mmカーボンコーン・ドライブユニットによって、圧倒的なディディールと豊かに広がるサウンドステージを実現。カーボンコーン・ドライブユニットは、振動板外周のすべての点からリスナーの耳までの距離が一定になるようにイヤーカップ内で角度がつけられており、より没入感に優れた緻密なサウンドステージを描き出すとしている。

 さらに、Bowers&Wilkinsが独自に最適化したノイズキャンセリング技術を採用しており、処理を行なう際に音楽性を損なうことなく、不要なノイズだけを効果的に取り除くことが可能。6つの高性能マイクロフォンを搭載し、2つは各ドライブユニットの出力をモニターし、2つは外部からの環境ノイズを集音。残りの2つは通話時のノイズ抑制を強化して、話し相手に明瞭な音声を届けるために使用されるとのこと。

 Bowers&Wilkinsは、オリジナルの録音を可能な限り忠実に再現し、録音された音をゆがませたり、変化を加えたりしない、完璧を追求する創業者の精神を受け継いでいる世界屈指のオーディオブランド。

 マクラーレンのデザインチームやエンジニアリングチームとBowers&Wilkinsが密接に連携し、最適化されたオーディオシステムを構成。アルトゥーラには最新のスピーカー技術が取り入れられている。

 マクラーレン・オートモーティブ チーフ・セールス&マーケティング・オフィサーのジョージ・ビッグス氏は「Px8 McLaren Editionを発表できたことをうれしく思います。その基盤といなったマクラーレンとBowers&Wilkinsのコラボレーションは長年にわたるもとで、数々の受賞歴もあります。限界を押し広げるイノベーションと完璧さの追求という共通の精神は、両ブランドがコラボレーションしたこれまでのすべての製品にはっきり表われています。新たなヘッドホンによって、マクラーレンのスーパーカーで味わえる没入感のあるオーディオ・エクスペリエンスを、さまざまな場所でも楽しめるようになりました」とコメント。

 Bowers&Wilkins ライセンシング&パートナーシップ担当副社長のダン・シェパード氏は「マクラーレン・オートモーティブとの長年にわたる関係を大変誇りに思っています。その根幹には、パフォーマンスによって業界をリードする、という共通の熱意があります。Px8 McLaren Editionは、このパートナーシップを記念し、私たちの業界をリードする音響性能とマクラーレンのDNAの魅力を、車外にまで拡張するものです」とコメントしている。