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コンチネンタル、新セーフティ・コンフォートタイヤ「ウルトラ・コンタクト・ユーシーセブン」 静粛性とロングライフに重点を置いて開発
2022年12月13日 12:32
- 2023年1月より順次発売
- オープンプライス
コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、セーフティ・コンフォートタイヤ「UltraContact UC7（ウルトラ・コンタクト・ユーシーセブン）」を2023年1月より順次発売する。発売サイズは16～18インチの24サイズで価格はオープンプライス。サイズは今後も拡大予定としている。
今回発表されたUltraContact UC7は、安全性を最優先に優れた静粛性とロングライフに重点を置いて開発された、セーフティ・コンフォートタイヤと呼ばれるもの。コンチネンタルではマーケット毎に求められる性能が違うことに着目して開発を進めており、UltraContact UC7は第7世代のエリア戦略製品の第1弾モデルにあたる。今後予測される市場からの要求を満たすため、約25人のエンジニアと材料の専門家からなるグローバルチームが開発に費やした時間は9500時間以上。さまざまな条件下で実施されたテスト回数は850回以上に上り、その走行距離は地球12周に相当するという。
具体的には、コンフォートセグメント向けに開発されたConfidence＋（コンフィデンス・プラス）テクノロジーの採用により、UltraContact UC7ではウェット性能、ハンドリング性能を大幅に向上。このConfidence＋は「ダイヤモンド・コンパウンド（Diamond Compaund）」「ノイズ・ブレーカー 3.0（Noise Breaker 3.0）」「アドバンスド・アクア・チャネル（Advanced Aqua Channel）」で構成される。
ダイヤモンド・コンパウンドは独自のシリカとレジンを配合したもので、運動エネルギーを最適なレベルで熱に変換し、濡れた路面での制動距離の短縮に寄与。また、最適化されたポリマーネットワークがノイズの発生を抑制し、優れた耐摩耗性を実現した。
また、ノイズ・ブレーカー 3.0の採用により縦溝内を通る音波を遮断し、分解・分散させることでノイズが蓄積して車内に伝わるのを抑制。さらに新採用のX-フロー・アクセラレーター構造により狭められた縦方向の溝部分にベンチュリ効果（流体の流れの断面積を狭めると圧力が低い部分が作り出され、流速が増加される現象）が発生することで水の流れが加速して排水効果が高まり、優れたウェットグリップ力を発揮するという。
アドバンスド・アクア・チャネルは前モデルから進化し、タイヤと路面の間の水幕を効率よく素早く縦溝に排出。ハイドロプレーニングの発生を抑制し、濡れた滑りやすい路面で優れたグリップ力を発揮することで、ウエット・ブレーキング性能と安全性の向上に大きく貢献するとのこと。
