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ソニーとホンダが発売する新型EVについて、ソニー・ホンダモビリティ 川西泉社長に聞く

新型EVの開発について語るソニー・ホンダモビリティ株式会社 代表取締役 社長 兼 COO 川西泉氏

ソニーとホンダの新型EV会社「ソニー・ホンダモビリティ株式会社」

 ソニーとホンダが新型EVを製造・販売するために設立した新会社「ソニー・ホンダモビリティ株式会社」の設立発表会で予告されたのが、「Sony Honda Mobility | See you in Las Vegas on January 4, 2023」というディザー映像。この映像ではクルマのシルエットともに「January 4, 2023 in Las Vegas」というメッセージが表示されている。

 多くの人が想像するように、これは米国ラスベガスで2023年に1月に開催される「CES 2023」での発表予告と思われ、そこでなんらかの新型EVが初公開されると捉えられている。

Sony Honda Mobility | See you in Las Vegas on January 4, 2023

 ソニーとホンダの新型EVの源流には、ソニーが2020年のCESで発表した「VISION-S(ビジョン エス)」があり、その開発を主導してきたのがソニー・ホンダモビリティの代表取締役 社長 兼 COO 川西泉氏である。発表会では本田技研工業出身の代表取締役 会長 兼 CEO 水野泰秀氏とともにプレゼンテーションを行ない、2025年に先行受注を開始するという新型EVのAutonomy(進化する自律性)、Augmentation(身体・時空間の拡張)、Affinity(人の協調、社会との共生)というビジョンやそれを支える新しい電子プラットフォームについての概要を示した。

設立発表会における川西社長のプレゼンテーション

 新型EVの公開まで1か月を切ったが、社長兼COOである川西泉氏にインタビューの機会を得たので、ここにお届けする。

 川西社長は1986年にソニーに入社。1995年にソニー・コンピュータエンタテインメントに出向し、「PSP(プレイステーション・ポータブル)」や「PS3」の開発などを行なってきた。2010年にはソニー プロフェッショナル・ソリューション事業本部でFeliCa事業部長を担当。交通系ICカードの心臓部であるFeliCaによって、電子決済の革命も起こした。今では多くの人が非接触式のICカードで高速に電子決済をするのが当たり前の社会になっている。

 その後、ソニーの重職を歴任し、2015年にはソニーモバイルコミュニケーションズ取締役エグゼクティブバイスプレジデントとして商品開発全般を担当するProduct Business Groupを率いた。2018年には、ソニー AIロボティクスビジネスグループ長として新型の「aibo」を担当。ソニー・ホンダモビリティの社長になる直前までソニー常務としてAIロボティクスビジネスに携わってきた。ソニーのトピックとなる開発を手がけてきたのが川西氏だ。

発売へ向けてのタイムフレームは水野会長が紹介した

「クルマを丁寧に考えたい」と語るソニー・ホンダモビリティ 川西泉社長

川西社長は「クルマを丁寧に考えたい」と語る

──先日、ソニー・ホンダモビリティの設立記念発表会を開催されましたが、その後の反響はどうですか?

川西社長:おかげさまで、クルマを見せるなど具体的なところまでとはならなかったのですが、こちらがお伝えしたい自分たちの思いとかは説明できたかなと思っていますし、ある程度ご理解をいただけたのかなという認識でいます。

──ソニーとホンダが一緒にクルマを作るということを正式に発表したインパクトはとてもありました。会長と社長が登壇し、クルマのブロックダイヤグラムまで見せたのは、ずいぶん踏み込んだなと思いました。

川西社長:あ、そうですか。自分としてはさわりしか言っていなくて。(ブロックダイヤグラムに関しては)そういうことを示さないとよくないかなと思って。

──もともとは、2020年のCESでソニーがVISION-Sを世界初公開して、そのときはマグナで生産されていました。VISION-Sは02まで進んだのですが、今回ホンダというパートナーとクルマ作りをすることになりました。ホンダというパートナーがいないと、実際のクルマ作りに進めなかったということなのでしょうか?

川西社長:いろいろな選択肢があると思うのです。例えば自分たちでどこまでやれるのかを見極めるところからスタートしています。できる、できないは最初のうちは分かりませんでした。

 少なくとも試作車両を作ることはできるということは確信を得ました。実際、走るクルマを作ることはできましたので、そこまではできるなということが分かりました。

 それと量産をするということはまったく違うことになります。そこに対するハードルはよく考えなければならないだろうと。そのときの可能性として量産の知見をお持ちの方でないと、あるいはインフラ(クルマの生産ラインやサプライチェーン)をお持ちの方でないと。やはり何が大事かというと安全性なんですね。(インフラがないと)安全性を担保できないということがありました。

 見切りでやることの危険性を僕らは慎重に考えました。なので、安全性に対する知見を十分にお持ちの方が必要だと。そのためには、自動車OEMの方であって、知見がある方がいないと厳しいだろうなと。そこが事業化すること、量産することへの判断ポイントとの大事な基準になりました。

──自動車OEMと組むという判断の中で、ホンダと組んだというのは、どこが一致したのでしょうか?

川西社長:日本の企業だから選んだということではありません。これまでの生い立ちとか、会社の歴史であったりとかで、親和性を感じました。以前、お話をしている中で、こちらが構えずにお話ができる人たちかなとは感じました。

──同じ戦後の日本を代表する企業というところでしょうか?

川西社長:それを感じるのは一部の年代の人たちになるのですが(笑)。それでもシンパシーは感じます。そういうのが大事なのではないかなと思うのです。

──川西社長は、プレイステーションに携わって、非接触決済システムであるFeliCaも手がけられ、さらに直近では自律型ロボットのaiboの開発を率いられていました。川西社長の発表会におけるプレゼンテーションを見ていると、クルマの新しいフレームワークの発表に注力されているような印象を受けました。川西社長の担当領域はどの辺りになるのでしょうか?

川西社長:技術的なもの全般をやっています。クルマを作りたいのですが、既存の自動車OEMと同様の感覚でクルマを作りたいわけではありません。やはり、クルマもソフトで動いている、サービスもソフトで動いている。シームレスにつながっている世界観をどう作るのかなのです。その中にモビリティというハードウェアが一つあるにすぎないのです。

 その全体像を常に考えながら仕事をしています。

──川西社長が示されたフレームワークで印象的だったのが、ADASの分野があったことでした。ADASは車両の制御などが必要になるため、今回の新しいフレームワークでは車両の制御も積極的にやっていくのですか?

川西社長:車両の制御についてはいろいろなレベルがあると思います。ブレーキとかの部分やサスペンションまで個々にやれるのかというと、安全部品については厳しいです。個人的に興味はあるのですが、まずは上のレイヤー、統合的な制御が可能な領域からやっていかないとさすがに。ディテールまで踏み込むのは厳しいかなと思っています。

 そういう意味でADASとか、IVIとか上位のレイヤーで語ることができるところには注力したいなと思っています。

──ADASというと、認知、判断、実行とブロック化されていますが、その認知・判断をやっていこうということでしょうか?

川西社長:ソニーはイメージセンサーのメーカーでもありますので、パーセプションの部分は一通り手がけようと思っています。最終的にそれを(認知した結果を)どうクルマに伝達するのかというところは、車両制御にわたるので、一番後段になります。この後段については、ホンダさんの持っているものであるとか、ティア1(サプライヤー)さんだたったりとかになります。

──ソニー・ホンダモビリティでは、クルマはもちろん作るのでしょうが、クルマで使われているソフトウェアを整理していこうと考えているのでしょうか?

川西社長:そうですね、それはもちろんそのとおりになります。

──OSがあって、ソフトウェアスタックがあって。プレゼンではE/Eとして示されていましたが、完全に新しいものをやっていこうとしているということでしょうか?

川西社長:ひとくくりには見せましたが、実際それぞれECUが別だったりするので、本当の意味では一つではありません。クルマに存在しているものを体系的にしていこうとはしています。クラウドから見たら、それは透過的に見える。そういう風にまとめていきたいと。

E/Eアーキテクチャ

──今、ECUの話が出ましたが発表会のプレゼンテーションでは、ECUのスペックなどを示して、匂わせのような感じがありました。

川西社長:あ、そうですね、ちょっとあれは匂わせです(笑)。

──ECUに関しては、新規のものになる? 各社のロードマップ上に存在するような?

川西社長:ECUそのものは、新しくなります。ECUを構成するSoC自体は新しいものを使います。ハードウェアとしては新規のものになります。

──その辺りも、発表会の最後で予告したラスベガスで明らかになる?

川西社長:あまり、そこまではなんとも言えないです(笑)。楽しみにしていただければ。小出しにしようかなと(笑)。というのも、まだ開発段階なので変わる可能性もあるのです。そのため、コミットしづらいところもあって。この前の発表会では演算性能くらいはお見せしようと思い、数字を出しました。

 それ以外にも自分たちがお見せできる要素もあるので、定まってきたらお見せしようと思っています。

──ソフトウェアスタックのプレゼンの部分でハイパーバイザーと書かれていたのが印象的でした。このハイパーバイザーはクルマの機能部分とサービス部分を切り分けていこうというものなのでしょうか?

川西社長が示したモビリティサービスフレームワーク。新型EVを支える論理構造となる

川西社長:ハイパーバイザーを使う場合と使わない場合があります。各ECUごとに複数のOSを走らせるケースがあるんですね。そこに安全性を担保しなければいけない部分と、少し緩和されている部分、IVIなどがそれにあたるのですが。そういうところでは、ハイパーバイザーをうまく使っていこうかなと。

──リッチなグラフィックスを使う部分は、異なるハイパーバイザーを使って異なるOSで動かすとかですか?

川西社長:そうですね。でも、なんだかんだいってどっちもリッチなものになりそうな感じです。そこは自分の得意領域なのでこだわりがあるのです。

 OSをどう使うのかは、AUTOSARとの関係で悩んでいる部分でもあります。

 IVIについては、これまでも公開しているのですが、QNXとAndroidの併用をハイパーバイザーで動かしています。多分、そういう構成はあまり変わらないと思いますよ。OSといっても、複数のECUごとに走らせていくので。

 ただ、さらにそれの上にもう少し抽象化したものをミドルウェア的に乗せていくのかということを考えなくもないのですが、まだ、その段階ではないかなと。

──CESなどで見たVISION-Sでインパクトがあったのは、コクピットのデザインや音響の部分でした。この辺りは、量産タイプでも踏襲されていくのでしょうか?

川西社長:コクピットは世界観が大事になると思います。この辺りについては、ソニーでやってきた音響のノウハウもあるので、それをうまく使っていきいなと思っています。

──川西社長のプレゼンには、Payment、つまり決済のブロックがありました。川西社長自身、これまでFeliCaを手がけられていて決済のエキスパートではありますが、クルマでの決済についてどのようなイメージを持っていますか?

川西社長:クルマでの決済の手段はいろいろあるのですけど、基本的にeコマースを行なっていくときに、例えば最近だとサブスクリプションであったり、個別の会員であったり、月額でとか。いろいろあると思うのですよ。デジタルに対する課金もあれば、物販もあるし、クルマそのものもあるかもしれない。クルマをオンラインで買っちゃうであるとか。

 そういう統合的な決済機能は、いずれにしても必要なのです。

 これまでも自分たちで作ってきているので(編集部注:川西氏はプレイステーションオンラインの開発も行なってきている)、アセットはもうあるのです。それをクルマに適用していくにすぎない。

 ただ、おそらくそこにいろいろなサービス、保険だったりとか。そういうものを接続していくとなると、またさらに細分化していくので、もうちょっと作り込みが必要だと思っています。そういうのを含めてです。

──川西社長は、これまでプレイステーションやFeliCaも開発されていて、私自身はあの決済を見たときにクルマの中での映画や音楽といったコンテンツ販売を想像していたのですが、どちらかというとサービスを売っていきたいのですか?

川西社長:サービスについては電子化していくことが必要になります。コンテンツに対する課金もありますが、それがすべてではないと思っています。クルマに乗っている人にとっては。

──例えば、プレイステーションのグランツーリスモなどではパーツを購入できたりするのですが、新しいクルマではアイテムを購入するとモーターのリミットが外れてアンリミテッドモードになるとかは考えられていますか?

川西社長:スピード違反になっちゃいますね(笑)。デジタル的なアイテムを購入するとかは十分あると思います。例えばEVであれば効果音などを鳴らしたりしますが、グラフィックスを変えたりとか、そういうことに利用できます。

──オーディオなどにこだわったクルマになりそうですが、オーディオまわりなどはMOSTなどの規格を採り入れていくのですが?

川西社長:MOSTなど規格といったところではなく、映像と音の同期をどう取っていくか考えています。フロントのディスプレイだったり、リアのディスプレイだったり、いろいろ配置があります。これを全部同時に出したいということもあります。そのときの同期の取り方とか。その辺りの検証をまだ十分やっていません。その辺りを見極めた上で決めていきます。

 車室内の音にこだわる方は多いと思っています。その方たちが満足いく形でやりたいと。時間的にはまだあるので。十分検討したいなというレベルです。

──E/Eアーキテクチャのところで、フロントとセンターといったコントロールブロックがあるのですが、あれは今度出るクルマが4輪駆動ということを意味していますか?

川西社長:いや、そういうわけではなくて。最初にはAWDだと思いますが、ある程度ゾーニングしたいなと。物理的な配置がどうこうではなく、ゾーニングです。

──前側のコントロールと、後側のコントロールを(制御として)ちゃんと持っておきましょうということですか?

川西社長:ま、そういうようなイメージで考えてます。車両制御を考えていて、適当にECUがバラバラに置かれていることではなくて、ある程度体系づけたハブ的な要素のECUがいて。そこには、ボディコントロールとビークルコントロールがあって、ボディコントロールはドアの開け閉めやライトをつけたりとかいろいろあります。走らせるだけのことではないのです。役割をどうするかというのは考えています。

──ゾーニングされたボティコントロールなど、SUVをソフトウェア的に再設計しようという理解でよいでしょうか?

川西社長:どこまでやれるか。ティア1さんにお願いする部分もあるので。最初の段階ではやれるレベルは少し限られるかもしれませんね。でも、できないことはないと思っています。段階を踏んで。

──発表会では、ホンダ出身の水野会長がクルマの大きなビジョンを語って、川西さんはソフトウェアレイヤーの部分を丁寧に説明されていました。極端な話、これだけ作り込まれたソフトウェアの部分があると、とくにホンダと組まなくても、ほかのOEMと組んでクルマを出すのものありなのかなと思いました。

川西社長:いえいえ、その部分が大事だなと思って話しただけです。

──しかしながらあれだけ作り込まれたソフトウェアレイヤー、クルマの再定義ができてしまうと、特定のメーカーと組まずに、いろいろな自動車OEMと組むことができるように思えますが。

川西社長:でも、クルマってそれだけじゃないのかなと思うのです。所有するクルマはみなさんの“思い”があると思うのです。リースとか社用で使うクルマはいいのかもしれませんが。

 一時期はカーシェアリングでなんでもいいやという議論がありました。コロナの件があったかもしれませんが、自分が所有していることの大事さであるとか、プライベートの大事さがもう一回見直されているのだとすると、クルマに対する投資の仕方、お金の払い方はそれぞれのご家庭の事情が反映されて成立すると思います。それを考えると、すごくクルマを丁寧に考えたいと思っています。

 日本でいうと、クルマは家の次に高額なものです。それをご購入いただくので。

──素晴らしいと思います。IT的な川西さんのキャリアを思うと、クルマをソフトウェアで定義して、多くのメーカーに製造を呼びかけるモデルを考えているのかと思っていました。

川西社長:僕はそのような感じではないと思います。モビリティがIT化することは変わらないと思っているので、技術的なアプローチはそうなります。ただ、ユーザーエクスペリエンスの観点でいうと、寄り添うような形を重視していくべきだろうなと思っています。

 それを実現できるのが、ソフトウェアであってメカではないと思いますね。

──ソフトというのは……。

川西社長:それだけソフトウェアの方が柔軟性があって、お客さまのそばに寄り添うことができる。メカだと一回作ってしまうと、それだけになってしまいがちなところがある。ソフトは変えられてるので、それだけ人に寄り添うことができるのです。そこでパーソナライズしていくとか、その手段としてソフトは重要だということです。

──では、そのパーソナライズのところも、今度のクルマには組み込まれているということですね?

川西社長:そうですね。

──具体的にどのようなパーソナライズを実装したいですか?

川西社長:クルマの運転は人によってバラバラですし、スキルも違う。自分の好みの空間はそれぞれ違います。そういうものに、いかに合わせられるかということです。

 とくにクルマの中はより密閉性もあるので、家にいるよりもよりパーソナルな時間があると思います。家のリビングを見ると、家族と暮らしている人もいて、その場合は家族も一緒でしょうし。その分だけ、パーソナルではないじゃないですか。でも、クルマの中だと一人で運転している時間が比較的多いと言われていますし、より個性が出るというか、時間が大事になる。その時間と空間を考えていきたい。

 ADASとかAD(自動運転)が発展してくると、より自分の使いたい時間ができてくる。運転だけではない時間が拡張されてくるのではないか、と考えています。

クルマの運転、クルマの価値について語る川西社長

──ADの話が出ましたが、自動運転機能に関しては将来的にレベル4までを考えているのですか? 最近の自動運転の流れを見ると、機械が自動運転を行なう、レベル3やレベル4ではなく、人が責任を持って運転するレベル2の高度化、レベル2.99とか言われていることにとどまりそうな部分もありますが。

川西社長:それは、人とクルマの信頼関係だと思います。人間側が自動運転に対する抵抗感があるうちはダメだと思います。そういう機能を自然に受け入れられるような社会環境だったり、人間側の受け止め方だったり、そういったものが醸成されていく時間が必要だと思っています。急激なクルマの進化だけで、「今日から自動運転OKです」となったとしても、多分信頼できないのではと思うのです。

 そのためには、レベル2+くらいのところで、そういうことができるのだと多くの人が理解する時間が必要なのではと思います。

──最後の質問になりますが、発表会の最後で「January 4, 2023 in Las Vegas」という日付と場所が出ていたのですが、これは来年の1月にラスベガスで開催されるCESで展示されるということですよね?

川西社長:そこまではコミットしないです。

──え、コミットしないのですか?

川西社長:日付とラスベガス、字面で判断してもらえれば(笑)


 今回、とても印象に残ったのが、川西社長がパーソナライズにとてもこだわっていた点だ。ソニーのデジタル製品の開発を手がけてきた人だけに、もっとクルマをデジタル的に捉えられていると思っていたのだが、クルマのパーソナライズが大切だという。そして、そのパーソナライズを実現するのがデジタル技術であると、しっかり位置づけていた。

「January 4, 2023 in Las Vegas」が「CES 2023」であるかどうかは字面での判断となってしまったが、その日にソニーはCES 2023での発表会を予定している。量産に向けてスケジュールされていることは間違いなく、ラスベガスでどのような新型EVが登場するのか期待して待ちたい。