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エンケイ、「GR86/BRZ Cupカー」や「フェラーリF40」専用ホイールなど新製品を先行公開
2023年1月6日 14:57
- 2022年12月27日 公開
エンケイは2022年12月27日、エンケイブランドの2023年リリース予定の新商品やサイズ&設定追加情報をWebサイトにて先行公開した。また、1月13日~15日に幕張メッセで開催される東京オートサロン2023にて、新商品を中心にサンプル展示を行なう。
GR86/BRZ Cupカー専用「NT03RR For GR86/BRZ Cup」
NT03RRのGR86/BRZ Cupカー専用品が登場。サイズは17×7.5Jのみで、カラーはHyper SilverとWhiteの2色。価格はいずれも4万5100円/本。GR86/BRZ Cup参戦者向けサポート価格および優先販売モデルとなる。
スポーク間をつなぐブレースリングを採用することで、ホイールのねじれ、たわみを大幅に低減し、ステアリングレスポンスの向上を実現。また、専用ハブセントリック設計で、高速域でも優れたダイナミックバランスを発揮するとしている。
GR86/BRZ Cupカー専用「GTC02 For GR86/BRZ Cup」
GTC02のGR86/BRZ Cupカー専用品。サイズは17×7.5Jのみで、カラーはMatte Black、White、Dark Copperの3色を設定。価格はいずれも4万5100円/本。GR86/BRZ Cup参戦者向けサポート価格および優先販売モデルとなる。
国内最高峰の自動車レース「SUPER GT」をルーツに持ち、レースでの勝利を至上命題としてシェイプされ、機能美も感じさせる2×6本のツインスポークデザインは、軽量化はもとより高いブレーキ放熱性も発揮する。
また、ストレスの少ないパートにミーリング加工を施すことにより、強度と剛性を確保しつつ軽量化を実現する「Hクロススポーク」を採用。長年のホイール設計から得た膨大なデータとCAE解析を駆使して導き出されたデザインと、精密加工によってグラム単位のシビアな軽量化を実現した。
さらに、スポーク根元に並列配置された3次元曲面による特徴的なくぼみ「ツインラディエーションディンプル」は、ホイールから贅肉をそぎ落とすとともに表面積を拡大し、グラム単位の軽量化とあわせてホイールの放熱性向上に寄与。加えて、高速域でも優れたダイナミックバランスを発揮する、専用ハブセントリック設計を採用している。
フェラーリF40専用「WPS RE298 for F40」
鍛造削り出しとなるWPSで、ENKEIの伝統を継承した究極の5本スポークデザインを、幾多のブレイクスルーによって先鋭的なデザインに昇華させた鍛造1ピースホイール。受注生産品でカラーは Bright Silverのみ。サイズは、フロント用(重量9.4kg)が18×8.5Jで価格は36万円/本、リア用(重量:12.4kg)が18×13Jで40万5000円/本。
最新のCAE解析技術を用いて導き出されたジオメトリーに従い、スポーク側面には寸法の狂いなくサイドカット+孔開け加工を実施。ノスタルジックなスタイリングの中でもアグレッシブな印象を付与する。また、サイドカットしたスポーク股部には、プラスして深いミーリング加工を施し、駄肉を極限まで削減することで、性能を損なわずに大幅な軽量化を達成するとともに、深みのあるスポークデザインを強調した。
スポーク天面にはブランドロゴをミーリング加工で表現。伝統を受け継ぐホイールデザインのアクセントとして配置した。