ニュース
エンケイ、SUPER GT直系の「レーシングGTC02」に「17インチラージP.C.D.サイズ」を追加設定
2022年1月17日 11:24
- 2022年1月 発売
- 5万600円~5万5000円/本
エンケイは1月より、乗用車用アルミホイールのレーシングシリーズ「GTC02(ジーティーシーゼロツー)」に、新たに5穴、P.C.D.114.3の「17インチ ラージ P.C.D.サイズ」を追加発売した。追加されたサイズは、7.5J(+45)、8J(+45/+40/+30)、8.5J(+40/+30)、9J(+60/+35/+20)、9.5J(+40/+18)で、価格は1本5万600円~5万5000円。
GTC02は、国内最高峰のレースシリーズSUPER GTにおいて、2011年の初代投入から現在に至るまで、モディファイを重ねながらトップチームの足元を支え、幾多のシリーズチャンピオン獲得に貢献したレーシングホイール「RAシリーズ」のデザインと設計思想を落とし込み、ストリートユースに最適化された高性能ホイール。限りなくレーシングホイールに近いその高性能は、スポーティかつ洗練されたハンドリングを実現するとともに、本物を確信させるそのホイールデザインが、車両スタイリングをスポーティ&レーシングに演出してくれる。
SUPER GTをルーツに持つことで、レースでの勝利を至上命題としてシェイプされ、機能美すら感じさせるその2×6本スポークデザインは、軽量化はもとより高いブレーキ放熱性を発揮。また、スポーク根元に並列配置された3次元曲面による特徴的なくぼみ「ツイン ラディエーション ディンプル」は、ホイールから贅肉をそぎ落とすとともに表面積を拡大、グラム単位の軽量化とあわせてホイールの放熱性向上に寄与するという。
さらに、サーキット走行で起こりがちなセンターキャップの脱落対策として「リムーバブル キャップ システム」を採用。このシステムは、キャップ本体に設けられた孔へ専用ピンをインサートする事で、走行前などに簡単にキャップを取り外せる。
そのほかにも、製造工程の最適化やリムプロファイルの見直しなどによって高いレベルの強度と剛性を実現することに成功した「マットデュラ製法」をさらにブラッシュアップし、第2世代として開発されたこの「マットデュラIIフローフォーミング」を編み出し、数々のベンチテストやモータースポーツで鍛え上げられ、さらなる性能向上はもちろん、信頼と実績も兼ね備えたしている。
また、ストレスの少ないパートにミーリング加工を施すことにより、強度と剛性を確保しつつ軽量化を実現する「Hクロススポーク」を採用。長年のホイール設計から得た膨大なデータとCAE解析を駆使して導き出されるデザインと、精密な加工によってグラム単位のシビアな軽量化を実現している。
なお、既存サイズは17インチ~19インチまで設定していて、価格は5万600円~7万4800円。製品にはセンターキャップ、バルブ、リムステッカー2枚も付属している。