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スズキ、インドネシアで四輪車の累計生産数300万台を突破

2023年1月17日 発表

スズキがインドネシアで四輪車の累計生産数が300万台を突破した

 スズキは1月17日、インドネシアにある子会社スズキ・インドモービル・モーター(SIM)が、2022年12月6日(現地時間)に四輪車累計生産300万台を達成し、1月16日(現地時間)にチカラン工場で記念式典を行ったと発表した。

 SIMは1976年3月にプロガドゥン工場で四輪車の生産を開始。1991年にタンブン工場(二輪車も生産)、2015年にはチカラン工場で生産を開始し、現在は「キャリイ」「XL7」などを生産している。今回46年9か月で四輪車累計生産台数300万台を達成し、記念すべき300万台目の車両は「エルティガ ハイブリッド」だったという。

 SIMの瀬崎社長は記念式典のなかで、「スズキは、われわれの社是、『お客さまの立場になって価値ある製品を作ろう』に沿い、インドネシアおよび輸出先のお客さまにご満足いただけるような商品をこれからも提供してまいります。今回の累計300万台到達にあたりご支援いただいた関係者の皆さま、どうぞ引き続きご協力をお願い申し上げます」と述べている。

スズキ・インドモービル・モーターの概要

社名:PT Suzuki Indomobil Motor(スズキ94.9%出資)
本社所在地:プロガドゥン
工場所在地:タンブン、チカラン
従業員数:約4000名(2022年11月末)
四輪車生産実績(2021年度):13.4万台(タンブン工場:7.8万台、チカラン工場:5.6万台)
・現在の四輪車生産モデル
タンブン工場:キャリイ/APV
チカラン工場:エルティガ/XL7

スズキ・インドモービル・モーターの歴史

1970年:タンブン工場にて二輪生産開始
1976年:プロガドゥン工場にて四輪生産開始
1991年:タンブン工場にて四輪生産開始
2004年:多目的車「APV」生産開始
2012年:3列シートの7人乗り小型乗用車「エルティガ」生産開始
2015年:チカラン工場にて四輪生産開始