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スズキ、新型「ジムニー5ドア」の全長は3985mm インド仕様の概要公表

2023年1月12日(現地時間) 発表

 スズキは1月12日、同社インド子会社マルチ・スズキ・インディアが同日発表した新型「ジムニー5ドア」と新型SUV「フロンクス」の2車種の概要を公表した。

 新型「ジムニー5ドア」と新型SUV「フロンクス」は、インド・デリー近郊で開催されている「Auto Expo 2023」(プレスデー:1月11~12日、一般公開日:1月13~18日)において公開されたモデル。

 マルチ・スズキでは2023年度より「ジムニー5ドア」「フロンクス」を順次販売開始。拡大するインドのSUVセグメントにおいて、マルチ・スズキはSUVのラインアップを2モデルから4モデルに拡充する。また、「ジムニー5ドア」「フロンクス」はアフリカ、中南米などに輸出する予定としている。

「ジムニー5ドア」の概要

ジムニー5ドア

 スズキが公表した「ジムニー5ドア」(インド仕様車)の主要諸元は、ボディサイズが3985×1645×1,720mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースが2590mm。エンジンは1.5リッターガソリンエンジンを搭載。トランスミッションは5速MTと4速ATをラインアップする。

 2018年に日本で生産・販売を開始した4代目ジムニーは、欧州や大洋州などへも輸出。インドでも2020年11月より輸出専用車として生産開始し、アフリカや中南米などへ輸出してきた。

 今回、4代目ジムニーとして初めてインド国内で発売される「ジムニー5ドア」は、リアドアを設けた新規の5ドア仕様で、後席には専用のリアシートや内装を採用。インドにおいても、ユーザーが求める本格的な四輪駆動車としての走行性能を備えるとともに、幅広いユーザーがレジャーを楽しみ、ライフスタイルを表現するための道具として選んでもらえるデザイン、装備を採用したという。

「フロンクス」の概要

フロンクス

 一方、「フロンクス」(インド仕様車)の主要諸元は、ボディサイズが3995×1765×1550mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2520mm。エンジンは1.0リッター直噴ターボ(マイルドハイブリッド)と1.2リッターガソリン(アイドリングストップシステム搭載)エンジンを採用、トランスミッションは1.0リッターモデルが5速MT/6速AT、1.2リッターモデルが5速MT/AGSをラインアップする。

「フロンクス」は、力強さと流麗さを際立たせた新しいクーペスタイルと取りまわしのよさを備えた、新ジャンルのSUVと位置付けられるモデル。迫力と厚みのあるフロントグリルと、横への張り出しを強調したフロント及びリアスタイルで、SUVの力強さや存在感を表現。また、リアへ向かって美しく傾斜を描くクーペスタイルで、流麗かつ伸びやかなプロポーションを強調する。

 室内は上質感のある内装とスペースを有効活用した快適な空間を提供すると同時に、全方位モニターやヘッドアップディスプレイなどの先進装備を採用。さらに、ワイヤレスチャージャーや後部座席のエアコン吹き出し口などの快適装備も備えた。