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スズキ、インドで「ジムニー」輸出専用モデル生産開始

仕向け地は中南米、中東、アフリカなど

2021年1月20日 発表

マルチ・スズキ・インディア社で「ジムニー」を生産・輸出

 スズキは1月20日、インド子会社マルチ・スズキ・インディア社(マルチ・スズキ社)が「ジムニー」(日本名:ジムニーシエラ)の生産・輸出を開始したと発表した。

 インドで生産するジムニーは、現在日本の湖西工場で生産されている輸出モデルと同じ仕様で、マルチ・スズキ社のグルガオン工場で生産。主に中南米、中東、アフリカなどを仕向け地とする輸出専用モデルとなる。

 現行ジムニーは2018年に発売を開始して以来、世界中から数多くの受注があるといい、インドでもジムニーの生産を行なうことで、世界中のユーザーに1日でも早く商品を提供できるよう、グローバルで生産体制を強化するとしている。

 スズキは海外市場へ輸出する製品を生産する重要な拠点の1つとしてインドを位置付けており、今回ジムニーをインドで生産することによりインド政府が掲げる製造業振興策「Make in India」に貢献しながら、引き続き同国の経済発展や活性化に協力していく。

ジムニー シエラ
インド生産「ジムニー」の主要諸元(日本生産と同一)

ボディサイズ: 3645×1720×1645mm(全長×全高×全幅)
エンジン: 1.5リッターガソリン
トランスミッション: 5速MT/4速AT