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スズキ、インドにバッテリEV向け車載用電池工場と四輪生産工場を新設

2022年8月28日 発表

スズキがインドにバッテリEV向け車載用電池工場と四輪生産工場を新設すると発表した

 スズキは8月28日、インド四輪生産子会社スズキ・モーター・グジャラートがグジャラート州に建設予定のBEV(バッテリ電気自動車)向け車載用電池工場および、インド子会社マルチ・スズキ・インディアがハリヤナ州カルコダに建設を予定している新工場の定礎式を実施した。BEV向け車載用電池工場は2026年、カルコダ四輪工場は2025年の稼働予定。

 今回の定礎式は、グジャラート州ガンディナガルにある国際会議場マハトマ・マンディールで開催されたスズキの「インド事業40周年記念式典」にて行なわれたもので、式典にはインドのモディ首相、グジャラート州パテル首相、インド駐在日本大使の鈴木氏が列席。また、カルコダの建設予定地より、ハリヤナ州カッタール首相およびマルチ・スズキの鮎川副会長がオンラインで出席した。

 さらに、日本のスズキからは鈴木社長、鈴木相談役、齊藤専務、マルチ・スズキのバルガバ会長、竹内社長など関係者が出席し、今後本格的に開始される建設工事の安全を祈願した。

 スズキは、インド自動車市場の成長にあわせて生産能力を増強することで、経済成長を続けるインドにおいて、モビリティの多様な選択肢を提供し続けるとともに、持続可能な社会実現への貢献を目指すとしている。

BEV向け車載用電池工場の概要

稼働予定時期 2026年
生産能力 -
投資額 約730億ルピー

カルコダ四輪工場概の要

稼働予定時期 2025年
生産能力 25万台(初年度)
投資額 約1100億ルピー