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スズキ、インドで新型SUV「グランドビターラ」発表 「インテリジェントエレクトリックハイブリッド」初導入
2022年7月20日 17:42
- 2022年7月20日 発表
スズキは7月20日、インド子会社マルチ・スズキ・インディア(マルチ・スズキ)が新型SUV「グランドビターラ」を発表したことを明らかにした。新型グランドビターラは、トヨタ自動車とスズキの業務提携に基づく協業の1つであるグローバルでの車両のOEM相互供給のもと、スズキが開発し、トヨタ・キルロスカ・モーターにて8月より生産開始する新型SUV。インド国内での販売をはじめ、アフリカなど海外への輸出も計画している。
新型グランドビターラの主要諸元(インド仕様車)は、ボディサイズが4345×1795×1645mm(全長×全幅×全高)。エンジンは、1.5リッターインテリジェントエレクトリックハイブリッド(ハイブリッド車)、1.5リッタースマートハイブリッド(マイルドハイブリッド車)の2種類を用意。トランスミッションは、ハイブリッド車に電気式無段変速機、マイルドハイブリッド車に5速MT/6速ATを用意する。
スズキでは、新型グランドビターラをグローバルにおけるSUVのフラグシップとして開発。エクステリアはショルダーラインや前後フェンダーを強調することで、SUVらしい力強さを表現するとともに、フロントに特徴的な3灯式LEDランプ、左右のランプをつなぐクロームバー、多角形グリルを採用し、上質感を演出した。
インテリアは、剛性感のあるインパネや太いコンソールを採用することで、たくましいSUVの印象を持たせながら、インパネやトリムはボルドーとブラックの2トーンカラーにシルバーステッチを施した合皮を採用し、洗練された空間とした。また、全方位モニターやヘッドアップディスプレイなどの先進装備を採用するとともに、インドでマルチ・スズキが展開するコネクテッドサービス「スズキコネクト」に対応したほか、ワイヤレスチャージャーや後部座席のエアコン吹き出し口などの快適装備を採用した。
パワートレーンにはマイルドハイブリッドのほか、ハイブリッドシステム「インテリジェントエレクトリックハイブリッド」をインドで初導入し、4WD仕様車には4つの走行モードをダイヤルで簡単に選択できる「ALLGRIP」をインドで初採用した。
スズキでは、インド市場に新たにミドルサイズSUVの新型グランドビターラを投入することで、SUVのラインアップを拡充し、シェア拡大を図るとしている。