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スズキ、インドで新型SUV「ブレッツァ」発売 8月にも新型SUV投入へ
2022年6月30日 18:21
- 2022年6月30日 発表
スズキは6月30日、インド子会社マルチ・スズキ・インディア(マルチ・スズキ)がインド国内で新型コンパクトSUV「ブレッツァ」を発売したと発表した。同社では、インドのSUVセグメントで市場シェアを伸ばすべく、ブレッツァの発売に続いて、8月にはインドのトヨタ・キルロスカ・モーターで生産開始するスズキ開発の新型SUVを投入する。
同社によると、近年、インドのSUVセグメントは成長傾向にあり、2021年度の乗用車市場では約40%を占めるという。同社では、新型ブレッツァの拡販を図るとともに、さらなる新型SUVを投入することで、中期経営計画で掲げた「インド乗用車シェア50%以上」を目指すとしている。
新型コンパクトSUVのブレッツァは、これまで展開してきた「ビターラ ブレッツァ」を全面改良したモデル。ビターラ ブレッツァは、スタイリッシュな都市型のコンパクトSUVとして2016年にインドで発売して以来、インドのSUV市場でマルチ・スズキの販売を牽引して、これまでにインド国内で累計約75万台を販売してきたモデルとなっている。
新たに投入されるブレッツァは、スマートハイブリッドシステムを採用する1.5リッターデュアルジェットエンジンを新採用することで燃費向上を図った。また、エクステリアはフードやベルトラインを強調することで、SUVらしい大胆でスポーティーな力強さを進化させた。インテリアは内装色をブラックとブラウンの2トーンに統一し、アクセントとしてインパネにシルバーの加飾を施すことで、スポーティで都会的な雰囲気に仕上げた。
そのほか、全方位モニターやヘッドアップディスプレイなどの先進装備をインドのコンパクトSUVで初めて採用するとともに、コネクテッドサービス「スズキコネクト」に対応。さらに、後部座席はシートの幅を広げ、エアコン吹き出し口やUSB電源ソケットなどを新たに装備し、快適性を高めている。