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日本レース写真家協会、モータースポーツ写真展「COMPETITION」開催 東京会場は2月7日から、大阪会場は6月20日から
2023年2月7日 11:52
- 東京会場:2023年2月7日~18日 開催
- 大阪会場:2023年6月20日~7月1日 開催
- 入場:無料
2月7日からキヤノンギャラリー銀座で日本レース写真家協会(JRPA)の写真展「COMPETITION」が開催される。これに先立ち、2月6日に関係者向けの内覧会が行なわれた。
会場に展示された写真は48点。2022年に撮影された作品に加え1973年のル・マン24時間レース、1991年のF1スペインGP、1998年のWRCラリー・サンレモなどフィルム時代に撮影された貴重な写真も展示されている。
展示されている48点の作品はJRPAに所属するプロカメラマンによる1人1作品のみだが、写真展の実行委員に聞くと「各会員の複数の作品の中から全体のバランスを考えて1点を選んでいる」とのこと。展示できなかった作品の一部が会場に設置されたモニターにスライドショー形式で表示されている。モニターに表示される作品の点数は確認できなかったが、パネル展示された48点と合わせ100点以上の作品を見ることができそうだ。会場に行かれた際は、モニターに表示される作品も見逃さないようにしたい。
会場の中央に設置されたテーブルには「COMPETITION」と書かれた冊子が置かれている。ページをめくると展示された作品の撮影情報を読むことができる。撮影イベント名、マシン、カメラ、レンズ、シャッター速度、絞りなどが記載されているので、レース撮影をされている読者は参考にしていただきたい。
撮影情報で筆者が気になったのはミラーレスカメラ。48点のうち19点がキヤノンEOS R3、ニコン Z9、ソニー α1などミラーレスで撮影されていた。数年後には作品の多くがミラーレスで撮られた写真になりそうだ。
東京会場となったキヤノンギャラリー銀座の入口の脇には、2022年の鈴鹿8時間耐久ロードレースで長島哲太/高橋巧/イケル・レクオーナ組が優勝した「ホンダ CBR1000RR-R FIREBLADE SP」が展示されている。
日本レース写真家協会は2005年より「その年一番のフォトジェニック」を選ぶ「JRPA AWARD」を会員の投票により決定している。第18回となる「JRPA AWARD 2022」は大賞はSUPER GTのGT500でチャンピオンを獲得したTEAM IMPUL、特別賞はFIM 世界ロードレース選手権のMoto2クラスでシーズン3勝、最終戦までチャンピオン争いをした小椋藍選手が選ばれた。
写真展開催にあわせ「JRPA AWARD 2022」で大賞に選ばれたTEAM IMPULを代表して星野一樹氏が表彰式に参加。会場を訪れた星野一樹氏は展示された作品を鑑賞、表彰式で日本レース写真家協会の小林稔会長から記念の盾を受け取った。
また、日本レース写真家協会は2016年よりアマチュアフォトグラファーを対象としたモータースポーツ写真コンテストを開催している。第7回となる「2022 JRPAモータースポーツ写真コンテスト」は二輪部門グランプリに横田大輔氏の「Rising Sun」、四輪部門グランプリに野中翔平氏の「WORLD CHAMPION」が選ばれた。
二輪部門グランプリの賞品はニコンイメージングジャパンより「ニコンZ50 16-50VRレンズキット」、四輪部門グランプリの賞品はキヤノンマーケティングジャパンより「キヤノンEOS R10 RF-S18-150 IS STMレンズキット」が贈られる。各賞は株式会社ニコンイメージングジャパン カスタマーサポート部プロサービス課 中島克芳主事、キヤノンマーケティングジャパン株式会社 コンスーマビジネスユニット カメラ統括本部 吉田雅彦統括本部長からJRPAの小林稔会長に手渡された。
日本レース写真家協会、モータースポーツ写真展「COMPETITION」は入場無料。会期は東京会場が2月7日~2月18日、大阪会場は6月20日~7月1日に開催される。
開催概要
東京会場
会場:キヤノンギャラリー銀座
住所:東京都中央区銀座3-9-7
開催日:2023年2月7日~2月18日
開館時間:10時30分~18時30分(※日・月・祝日休館)
入場:無料
展示マシン:ホンダ CBR1000RR-R SP
大阪会場
会場:キヤノンギャラリー大阪
住所:大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト1F
開催日:2023年6月20日~7月1日
開館時間:10時~18時(※日・月・祝日休館)
入場:無料
※両会場とも新型コロナウイルス感染症の拡大などの影響によって変動する場合あり。