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ビーウィズ、BMWとMINIの専用プレミアムスピーカーキットにコストパフォーマンスを追求した「eシリーズ」2機種追加
2023年2月20日 17:56
- 2023年3月1日 発売
- LF-BMF30e:8万8000円
- LF-MN56e:8万8000円
ビーウィズは2月17日、純正交換型プレミアムスピーカーキット「BE-FIT AM for BMW」「BE-FIT AM for MINI」の新製品として、2ウェイフロントセット「LF-BMF30e」「LF-MN56e」の2機種を3月1日に発売すると発表した。価格はそれぞれ8万8000円。
対象車種は、BMW専用のLF-BMF30eは、BMW 5シリーズ(G30/31、F10/11)、4シリーズ(G22、F32/33/36/82)、3シリーズ(G20/21、F30/31)、2シリーズ(F44)、2シリーズ クーペ(F22)、2シリーズ アクティブツアラー(F45)、1シリーズ(F20)、X5(G05、F15)、X3(G01、F25)、X1(F48)の純正フロントスピーカーとの交換装着に対応。MINI専用のLF-MN56eは、MINI(F50/F60系)の純正フロントスピーカーとの交換装着に対応する。
今回発売されるのは、ミドルクラススピーカー「BEWITH Lucent」(ビーウィズ ルーセント)をベースとし、ラインアップを2ウェイフロントセットに限定することで、販売価格を抑えたモデル。BEWITH Lucent用に開発された10cmミッドレンジと2cmルーセントシルク・トゥイーターを新たに投入し、BE-FIT AMの音の魅力をよりリーズナブルな価格で提供する純正交換型プレミアムスピーカーキット「BE-FIT AM eシリーズ」の第1弾製品となる。
メインスピーカーには上級シリーズで実績を積んだ独自のアルミ-マグネシウム(AM)振動板と、薄型でも強い磁力が得られる大型扁平フェライトマグネット搭載の磁気回路を組み合わせた10cmミッドレンジ「L-100L」を投入。奥行き寸法に余裕のないBMWやMINIの純正ドアスピーカー取り付け穴に適合する取り付け奥行き寸法30mm(専用ブラケット装着時の数値。ユニット単体の取り付け奥行き寸法は40mm)を実現しながら、周到に計算された浅型シェイプのコーン形状と大型ロールエッジとのコンビネーションによって、大音量再生にも応えられる十分な振幅ストローク量を確保した。また、バスケット(フレーム)部も上級シリーズと同グレードのアルミダイキャスト製フレームに黒色結晶塗装を施すことで、高剛性・低共振特性を追求している。
また、特殊加工された極薄のシルク繊維(ルーセントシルク)を振動板素材に用いた2cm口径ドームトゥイーターを採用。“ルーセント”(透き通った、光輝く)という名称が示すように、ほぼ透明なダイヤフラム外観と、しなやかで耳当たりがよく、シャープネスと透明感にあふれる音色を特徴とし、これまでのハードドームともソフトドームとも異なる新感覚の高音再生を実現した。
なお、各機種ともトゥイーター用アングルマウントアダプターは別売となり、トゥイーターをオンダッシュマウントなどで装着する場合は、アングルマウントアダプター「G-20」(1100円)が必要となる。
ネットワークは、配線材にBEWITHオリジナルケーブル「TRANSOLA OFC Hyper4N」を使用するなど、音の品位にこだわって設計した専用パッシブネットワークを付属。トゥイーター用、ミッドレンジ用ともに低域側のフィルタリングのみを行なう“ハイパス&ハイパス”式を採用し、ミッドレンジの高音域をカットせずトゥイーターと自然につなぐシンプルな構成によって各ユニットの素性のよさを引き出すとしている。
そのほかにも、ほかのBE-FIT AMシリーズと同じく、日本の伝統色を取り入れた「錆利休」塗装仕上げを施した高精度アルミダイキャスト製ブラケットを各ミッドレンジスピーカーに採用。車両側の加工なしで取り付け可能なBMW、MINI専用設計はもちろん、L-100L型ミッドレンジのパワフルな再生能力にふさわしい支持剛性の確保や、長期にわたる耐久性にも十分配慮した設計となっている。