ニュース

三菱自動車、インドネシアで建設支援した小学校2校で開校式開催

2023年3月6日 発表

 三菱自動車工業は3月6日、インドネシア共和国で校舎整備を支援した小学校2校で開校式が行なわれたことを明らかにした。三菱自動車による校舎整備支援事業は、国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンと連携し、子供の学習環境の改善を目指すもので、三菱自動車では社員有志の募金と合わせて580万円を支出し、小学校2校の校舎建設と、黒板や机・椅子等の備品や本の寄付を行なうとしている。

 三菱自動車では、2018年に重要課題の1つに「事業を通じた地域経済への貢献」を掲げ、アセアン地域における事業の発展を通じ、雇用、人材育成、投資、技術移転、輸出による地域経済への貢献を果たすことを目標として事業活動に取り組むとともに、環境と社会貢献の分野でもアセアン地域における課題解決に向け、三菱自動車独自の技術・サービスを生かして取り組んでいるとしている。

 東ヌサトゥンガラ州東マンガライ県にある小学校の開校式にあたり、三菱自動車の生産会社、ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシアCFOの花岡英樹氏は「三菱自動車はインドネシアの皆さまに支えられ、自動車の生産・販売を営んでまいりました。私たちの支援が、小学校新校舎の建設の一助となったことは喜びであると共に誇りでもあります。子供たちがこの校舎で沢山のことを経験し、インドネシアの発展を担っていくことを願ってやみません」と述べている。