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自民党モータースポーツ振興議連総会開催、公道レースなども包括する「自動車モータースポーツの振興に関する法律案」について討議
2023年3月16日 11:03
自由民主党は3月15日、自由民主党モータースポーツ振興議員連盟総会を自民党本部内で開催した。自民党モータースポーツ振興議連は、古屋圭司議員が会長を務め、大岡敏孝議員、三原じゅん子議員、山本左近議員らが所属している。
この総会に、株式会社GTアソシエイション 代表取締役 板東正明氏、株式会社日本レースプロモーション 次期会長 近藤真彦氏、代表取締役社長 上野禎久氏、GT500チャンピオン 平峰一貴選手、スーパーフォーミュラチャンピオン 野尻智紀選手、JRCA 会長 新井敏弘氏など、日本のモータースポーツ関連団体に加え、自動車メーカー、スポーツ庁、国土交通省、観光庁、経済産業省、資源エネルギー庁、警察庁、総務省、環境省、衆議院法制局が参加。
モータースポーツ関連団体から活動報告が行なわれたほか、自動車モータースポーツの振興に関する法律案についても討議。この法律はサーキットのモータースポーツに加え、公道でのモータースポーツ開催についても触れており、地方自治体の協力などを得て公道のモータースポーツ開催を定義していくものになる。
この法律ができることで、各所の調整が必要だった公道でのモータースポーツ開催に指針が得られ、これまでよりスムーズに開催できることが期待される。実際、2023年は公道でのモータースポーツを主催することになるラリージャパン実行委員会 豊田市長 太田稔彦氏、恵那市長 小坂喬峰氏、東京都におけるフォーミュラE開催について報告した日本自動車連盟 モータースポーツ部長 村田浩一氏らは、法案の成立に期待の言葉を述べていた。
三原じゅん子議員は、この法案について今国会での成立を目指すとし、モータースポーツに理解のある野党議員などの協力を得ていきたいと語った。
