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シボレー、第6世代「カマロ」を生産終了 生産終了は「カマロ」の終わりではないとも

2023年3月22日(現地時間) 発表

 シボレーは3月22日(現地時間)、第6世代となる現行「カマロ」の生産を、2024年モデルで終了すると発表した。現行型カマロは、9年間に数十万台を販売したモデルで、最後の「カマロ」は、2024年1月にミシガン州のランシング・グランドリバー組立工場で製造・出荷される予定。

 現行カマロの生産終了について、グローバル・シボレーのバイスプレジデントであるスコット・ベル氏は「私たちは今、現行モデルの『カマロ』に別れを告げるにあたり、お客さま、組み立てラインの従業員、そしてレースファンの皆さまへ、言葉では言い表せないほど感謝しております。今日、すぐに後継車を発表するわけではありませんが、これが『カマロ』の物語の終わりではありませんのでどうぞ安心してください」とコメントしている。

 生産を終了するにあたり、シボレーでは北米で販売する2024年型「カマロRS」「カマロSS」と限定販売される「ZL1」にコレクターズ・エディション・パッケージを追加設定。コレクターズ・エディションは「カマロ」へのオマージュであり、特にプログラムの最初のコードネームである「パンサー」など、年代の初代「カマロ」の開発にさかのぼる物語を再現するという。

 2024年型「カマロ」のラインアップとコレクターズ・エディション・パッケージの詳細は、今夏の受注開始前に公開予定。なお、「カマロ」コレクターズ・エディションは北米のみの販売となる。