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シボレー、コルベット史上初の電動4WDモデル「E-Ray」世界初公開 コルベット誕生70周年記念

2023年1月17日(現地時間) 発表

コルベット史上初となる電動4WDモデル「コルベット E-Ray」

 シボレーは1月17日(現地時間)、コルベット史上初となる電動4WDモデル「コルベット E-Ray」を世界初公開した。2024年型モデルとして登場する「コルベット E-Ray」は2023年後半に北米で発売予定で、価格は1LZクーペが10万4295ドル、1LZコンバーチブルモデルが11万1295ドル。なお、「コルベット E-Ray」の日本導入時期については未定としている。

 コルベット E-Rayに採用された電動4WDシステムは、最高出力495HPと最大トルク470lb.ftのトルクを発生するV型8気筒 6.2リッターエンジンを搭載してリアアクスルを駆動。さらに、シート間のフロアトンネルに電気モーターを設置して、1.9kWhのバッテリーパックを介して、前輪に最高出力160HPと最大トルク125lb.ftを供給。最高速45mph(約72km/h)で走行できる街乗り用の電気駆動モード「ステルスモード」も用意される。

 電気モーターとV8エンジンを組み合わせたシステム全体では、最高出力655HPを発生し、0-60mph加速で2.5秒、1/4マイルを10.5秒で駆け抜ける、史上最速のコルベット量産車としている。

 ニューヨークで開催されたモトラマショーでデビューしたコルベットの誕生70周年を記念した新型「コルベット E-Ray」は、ルーフを取り外せるクーペとハードトップコンバーチブルの2モデルが用意される。米国およびグローバルに調達した部品によりケンタッキー州のGMのボウリンググリーン組立工場で生産予定としている。