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ゼンリンミュージアムで「クルマの地図」の68年の変化を伝える企画展5月20日~9月3日開催
2023年4月26日 09:35
- 2023年5月20日~9月3日 開催
- 入館料:1000円
ゼンリンミュージアムは、道路地図やカーナビゲーションの歴史に焦点を当てた企画展「クルマの地図 大集合!! ~68年の軌跡~」を5月20日~9月3日に開催。日本初の道路地図の誕生から、世界初のカーナビゲーションの実機、現代のカーナビゲーションまで、知られざる「クルマの地図」の歴史を貴重な資料とともに紹介する。
戦後、高度経済成長期を迎え、道路インフラの整備が進み、乗用車が徐々に庶民に広まりつつあった1955年に日本初の道路地図が誕生。その後、数多くの地図会社がさまざまな道路地図を手がけ、クルマ1台に必ず道路地図が1冊常備される時代となった。平成に入るとデジタルの時代を迎え、道路地図も次第にデジタルデータを搭載したカーナビゲーションへと移行。交通革命やデジタル革命といわれる社会の変化に対して、「クルマの地図」がどのように変化し、どのような役割を果たしてきたのか、当時の資料とともに振り返っていく。
企画展の見どころは、日本初・世界初のクルマの地図を、関係各社の協力のもと一挙に展示。舗装路と未舗装路の識別が重要だった1955年(昭和30年)代の道路地図や、アナログ地図時代のカーナビゲーション、現代まで続くベストセラー道路地図帳の原点など、その当時の技術や英知を結集したさまざまな「クルマの地図」を紹介する。
また、企画展名は、乗用車で使用されてきた「地図」を中心に扱うことから、個人所有の乗用車に用いられる「クルマ」という表記を用いており、モータリゼーションの進展の中で、「クルマ」での移動に欠かせない必需品となった紙の道路地図やカーナビゲーションが一堂に会し、その68年の歴史をひもとく展示であることから、タイトルを「クルマの地図 大集合!! ~68年の軌跡~」とした。
企画展の開催期間中、有料入館者全員に、期間限定デザインのチケットホルダーを配布。1970年(昭和45年)に日地出版が発行した道路地図の表紙をモチーフとしてあしらい、モータリゼーションが急速に進展した高度経済成長の時代を想起させる、どこか懐かしいデザインとした。
クルマの地図 大集合!! ~68年の軌跡~ 開催概要
会期:2023年5月20日~9月3日
場所:ゼンリンミュージアム 多目的展示室
開館時間:10時~17時(最終入館16時30分)
休館日:月曜日(ただし祝日の場合は翌平日)
入館料:一般1000円
学芸員による企画展ガイドツアー
日時:会期中の平日(休館日を除く)14時~14時30分
参加費:無料
※ガイドツアーの事前予約は不要。参加人数により、少人数のグループに分けて複数回実施。