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ゼンリン、地図の歴史に触れられる「ゼンリンミュージアム」を開館

16~20世紀に作られた西洋製および日本製の日本地図など多数展示

2020年4月19日 オープン

高級感の漂うゼンリンミュージアム

 ゼンリンは4月19日の地図の日に「ゼンリンミュージアム」をオープンする。

 地図の利用環境が変わり続ける中で新たな挑戦を続けるゼンリンは、地図文化を後世に継承することが地図会社の役割であると考え、ゼンリンミュージアムを中心とした地図文化振興を通して文化的で豊かな暮らしへの貢献を目指している。

歴史のある資料がずらりと並ぶ室内。床には日本地図も
ゼンリンミュージアム概要

所在地:福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1リバーウォーク北九州14F
開館時間:10時~17時(最終入館16時30分)
休館日:月曜日(ただし祝日の場合は翌平日)、その他施設の休館日
入館料:1000円 ※保護者同伴の小学生以下は無料
入館特典:オリジナルチケットホルダー

展示概要

コンセプト:歴史を映し出す地図の紹介
展示品数:約120点(地図・説明パネルを含む)
常設展示:イントロダクション
1章-世界の中の日本
2章-伊能図の出現と近代日本
3章-名所図会・観光案内図・鳥瞰図の世界
※今後企画展示も開催予定

Zキュレーター
Z(ズィー)キュレーター

 ミュージアムには、地図の楽しみ方を紹介・説明してくれる専属スタッフが常駐し、文章だけでは説明しきれない作り手の思いや時代背景など、さまざまなエピソードを交えて案内してくれるという。

ゼンリンミュージアムのロゴマークは、未知の航海に向かう際に指標となる「星と月」「地図を描いて丸めた羊皮紙」をモチーフとしていて「冒険者たちの航海」「旅の記憶」「地図を通して受け継がれる歴史」を表現している

 なお、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、オープン後の開館スケジュールを変更する可能性があるとのこと。訪問の際はウェブサイトで最新情報を確認してほしいとしている。